「いちばんはじめの金融講座」~投信・金融・経済 勉強中!~
第15回 投資から得られるものって?
提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント
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Q 投資から得られるものって?
A 経済知識が身に付き、家計に気を配るようになるよ!
スミタさん:投資の目的って基本的には資金をふやすことだけど、実際に投資を始めてみたら、ニュースを見る時の捉え方や、お金に対する意識が変わってきたのよね。
タムラさん:僕もそうだよ!僕は、積立投資を始めてから、毎月の収入と支出を気にするようになったんだ。
スミタさん:投資を始めると自分の考え方や生活に変化があるのね。もう少し詳しく教えて、AI-Sensei !
投資を始めると、投資先企業のことや経済情勢が気になるようになり、自分から進んで調べるようになるよね。日々のニュースにだって、目を配るようになるしね。投資先企業が自分の勤めている企業と近い業種であれば、仕事にも役立つだろうし、知識の幅も広がっていくよね。
積立投資は、毎月の積立金額を捻出するため、他の支出を調整することからスタートするから、自身の収支状況を確認するきっかけにもなる。長く積立していると、投資金額が大きく変動したりすることもあるよね。そうすると、定期的に収支を気にするようになるから、自然と家計の規律が整っていく。もちろん、中には何も気にしないよ、という人もいるかもしれないけど、期間が長くなり、投資金額が大きくなれば、やっぱり少しは気になるようになるんじゃないかな。
〈さらに、深堀り!〉
企業も、株価が上昇することで、資本や信用力が増した結果、より多くの資金調達が可能になり、研究や開発等が促進されていきます。その結果、企業が発展し、従業員の所得も安定すれば、その家族も、延いては社会全体も、より豊かな暮らしが実現していくでしょう。
このように、投資家から企業への資金の流れが、持続的な企業価値の拡大をもたらし、それに伴う配当や賃金の上昇が、最終的に、家計まで還元されるという一連の連鎖を、インベストメントチェーン※と言います。
インベストメントチェーンの連鎖を意識することで、投資家である皆さんの興味関心をもつ対象は、投資先企業から投資先企業の製品・サービスを利用する消費者へ拡がっていき、その結果、ご自身の消費行動やライフスタイルを考えるきっかけになるかもしれませんね。
※経済産業省が2014年に公表した伊藤レポート(「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」)において、日本経済を成長軌道に乗せるための企業の競争力の強化による持続的な価値創造と、投資家の長期的なリターン拡大を図る仕組みとしてインベストメントチェーンの全体の最適化の実現が提言された。
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