~強気?弱気?再生可能エネルギー/メタバース/新型コロナ/など~
日経平均高値メド、注目テーマと関連銘柄【個人投資家アンケート結果発表】
提供元:グリーンモンスター株式会社
株式投資に興味を持っている人は、今の相場をどう見ているのか?注目しているテーマや銘柄はなんのか?
そんな気になるアンケートを、グリーンモンスター株式会社の体験型投資アプリ「株たす」において実施しました!
それでは早速、結果を見てみましょう。
※アンケート実施期間:2022年3月11日~3月31日。回答数301件
日経平均の高値メドは?
『日経平均はこの後2022年内に、どこまで上昇すると思いますか?』
という質問に対し、一番回答が多かったのが最も低い予想である「28,000円未満」でした。
これは年初の日経平均29,000円台から3月初旬の25,000円割れまで下落した直後に実施したアンケートだったため、弱気の見方が多かったと思われます。
次に多かったのが「29,000円以上~30,000円未満」で、これは年初の高値近辺から2021年11月の高値水準。上がるにしてもこの辺りが節目となりやすい水準であり、予想としては妥当なところかと思います。
一方で、2021年9月の高値30,795円を超えていくという強気予想は2割に満たないレベルで、世界的な金融経済情勢の変化から上昇相場のイメージが持ちづらいようです。
しかし、すでに一番回答が多かった一番弱気予想の「28,000円未満」は上回りました。相場の見通し予想というのは一筋縄ではいかないことが分かりますね。
みんなが注目している株のテーマは?
続いては『2022→23年にかけて「注目しているテーマ」は何ですか?』という質問です。
第1位は「再生可能エネルギー」で30.6%。おおよそ3人に1人が注目しているということで、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、従来以上に再生可能な燃料への注目が高まると見られています。
関連銘柄として回答があったのは、INPEX(1605)、ENEOSホールディングス(5020)、丸紅(8002)、三菱商事(8058)、ユーグレナ(2931)などです。
第2位は「メタバース」で22.9%。時代のトレンドということで明るいテーマとして人気のようです。
関連銘柄として回答があったのは、任天堂(7974)、ソニーグループ(6758)、グリー(3632)、gumi(3903)など。任天堂もゲーム関連として注目している方が多く、メタバース関連銘柄としての本命はまだ見つかっていないのか票は分散していました。
3位は「新型コロナ」で21.6%。新型コロナウイルスに関連する商品やワクチンや治療薬への期待は大きいようです。また、コロナ規制解除からの回復期待で空運や旅行関連なども注目されているようです。
関連銘柄として回答があったのは、塩野義製薬(4507)、花王(4452)、オリエンタルランド(4661)、ANAホールディングス(9202)、日本航空(9201)、エイチ・アイ・エス(9603)など。
4位以下は、「人工知能」「素材/燃料」「サイバーセキュリティ」「防衛関連」「インフレ」「DX/デジタル化」「持続可能な社会(SDGs)」「NFT/暗号資産」「地政学的リスク」などが10%以上となりました。
関連銘柄として回答があったのは、日本郵船(9101)、ソフトバンク(9434)、ウェルスナビ(7342)などです。
いかがでしょうか?
マーケットの先行きには慎重な見方が多いようですが、その中でも注目されるテーマや関連銘柄への期待は大きいようです。
人気のテーマ関連銘柄は、折に触れ買われることがあるので、全体が大きく売り込まれた際に「安値で仕込む」対象に向いていると言えると思います。
※以下のアンケートへの回答もご協力をお願いします。
(提供元:グリーンモンスター株式会社 臼田琢美)