2022年5月25日上場
2852:iシェアーズ グリーンJリート ETF
提供元:ブラックロック・ジャパン
2022年5月25日にiシェアーズ グリーンJリート ETF(銘柄コード:2852)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | iシェアーズ グリーンJリート ETF(銘柄コード:2852) | ||
ファンドの特色 | FTSE EPRA Nareitグリーン・フォーカスJ-REITセレクト・インデックス(配当込み)に連動する投資成果を目指します。 | ||
対象指標 | FTSE EPRA Nareitグリーン・フォーカスJ-REITセレクト・インデックス(配当込み)(以下、グリーンREIT指数) | ||
対象指標の概要 | このインデックスは2つのサステナブル投資の考慮事項、すなわち適格なグリーン認証を得ている純賃貸可能面積と1平方メートルあたりの平均エネルギー使用量(効率性)に基づいて投資ウェートを調整します。 | ||
計算期間 | 毎年2月10日~5月9日、5月10日~8月9日、8月10日~11月9日、11月10日~翌2月9日 (※最初の計算期間は2022年5月24日から2022年8月9日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年2月9日、5月9日、8月9日、11月9日(年4回) | ||
管理会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | ||
信託受託会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 10口単位 | ||
信託報酬 | 年0.165%(税抜0.15%)以内 | ||
上場日 | 2022年5月25日(予定) |
新しいETF組成の思い
サステナブル投資は4兆米ドル規模の市場に成長し 、世界のサステナブルETFの資産残高も3,600億ドル※に拡大しました。ブラックロックは、足元で起こりつつある脱炭素化に代表される持続可能な社会への移行は、経済全体の再構築を促すものであり、投資の世界ではこれに伴うリスクへの対応が求められる一方で、新たな技術やビジネスモデルへの極めて大きな投資機会が生じていると考えています。こうしたことを念頭に、サステナビリティを重視した様々な投資機会に対してお客様をサポートできるよう、我々は数多くの選択肢を提供することに注力しています。
この度、東京証券取引所により上場が承認された3銘柄は、持続可能な経済社会の実現を目指す取り組みが世界的に進む中、長期的な収益機会やリスクをポートフォリオに反映するためのツールとして、日本株、世界国債、Jリートといった主要な資産クラスのETFのサステナブル版をご提供するものです。
※出所:Morningstar、Simfund、Broadridge。データは、サステナブル投資に分類されるミューチュアルファンド、ETF、機関投資家向け、およびオルタナティブの運用資産を対象としています。またサステナブル投資分類の定義は第三者のデータソースに依拠しており、インテグレーションとエンゲージメントに分類される運用資産は除外しています。なおミューチュアルファンドとETFは2021年10月時点、機関投資家向けとオルタナティブの運用資産は2021年6月時点のデータを参照しています。
新しいETFの特徴
東証REIT指数のETFと異なる点は、サステナブルの要素を取り入れてREITに投資するETFとしてE(環境)に特化して構成銘柄のウェイトが調整されている点です。傾向として、エネルギー消費の効率の悪い古い物件を抱えるREIT銘柄よりも、新しい物件を抱える物件のREIT銘柄のウェイトが高くなる傾向があります。
一方で、配当利回りは東証REIT指数とほぼ同水準の3.67%(東証REIT指数は3.74%)%、また東証に上場しているREIT関連指数に連動するETFの中で、当ETFが最も低い信託報酬料率となっております。(2022年3月末基準)
連動指標のパフォーマンス
連動指標の主要構成銘柄
投資家の皆さまへ
東証REIT指数に連動するETFは、低金利下でも比較的高い分配金利回りを確保できることもあり、活用される投資家が増加していることと思います。そうした中で、サステナブルに配慮しつつ、低コストで商品設計された本ETFの活用にも注目頂ければ幸いです。
弊社では、今後も投資家の皆様の顕在化したニーズのみならず、潜在的なニーズも汲み取りながら商品開発に努めていきたいと考えています。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2852/T、Bloomberg:2852 Equity、Refinitiv:2852.T
(対象指標)
Bloomberg:FENJRGFT Index
● 対象指標の算出要領
※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
iシェアーズ グリーンJリート ETF (以下「本ファンド」) の開発は、ブラックロックのみにより行われています。London Stock Exchange Group plcおよびそのグループ会社 (FTSE International Limited を含む)(以下総称して「LSE グループ」)、European Public Real Estate Association (以下「EPRA」)、または The National Association of Real Estate Investments Trusts (以下「Nareit」)(以下総称して「ライセンサー当事者」)は、いかなる形においても、本ファンドとの関係を有さず、またスポンサー、保証、販売もしくは販売促進を行うものではありません。FTSE Russellは、特定のLSEグループ会社の取引名です。
FTSE EPRA Nareitグリーン・フォーカスJ-REITセレクト・インデックス(配当込み)(以下「本インデックス」) にかかるすべての権利は、ライセンサー当事者に帰属します。「FTSE®」および「FTSE Russell®」は、該当するLSE グループ会社の商標であり、ライセンス契約に基づき、他のあらゆるLSEグループ会社が使用します。「Nareit®」はNareitの商標、「EPRA®」は EPRA の商標であり、いずれもライセンス契約に基づき、LSE グループが使用します。
本インデックスは、FTSE International Limitedまたはその関連会社、代理人もしくはパートナーによって、またはこれらからの委託を受けて算出されています。ライセンサー当事者は、(a) 本インデックスの使用、本インデックスへの依拠もしくは本インデックスの誤り、または (b)本ファンド への投資もしくはその運用から生じる、いかなる者に対する責任も負うものではありません。ライセンサー当事者は、本ファンド から得られる結果、またはブラックロックによる提供の目的に対する本インデックスの適切性のいずれについても、主張、予想、保証、表明を行わないものとします。