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「優待」を活用する手も?!

推し活にかかる費用、5つの節約ポイント

提供元:マネックス証券

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ここ数年、話題になっている「推し活」。その対象はアイドルやアーティスト、俳優、声優といった有名人だけでなく、アニメのキャラクターや歴史上の人物など多岐にわたります。

いずれの対象を推すにしても、ある程度のお金が必要です。例えば、「推し」の対象がアイドルであれば、雑誌やDVD、ファンクラブの会費、コンサート代などがかかります。さらに、遠方のイベントに参加する場合には交通費や宿泊代もかかるでしょう。

そこで、今回はマネクリ編集部メンバーの私が推し活を体験して学んだ節約ポイントをご紹介します。

推し活に年間70万円、貯金ゼロから節約スタート

私は、15年ほど前からアイドルや音楽アーティストに対して推し活をしていました(当時はまだ「推し活」という言葉もありませんでしたが…)。

中学生や高校生の頃は限られたお小遣いの中からCDや雑誌を買い、残ったお金をコツコツ貯めてコンサートに行っていました。両親から「こんなにお金を使ってはダメ!」とよく言われたものです。大学生になるとアルバイトで稼げるようになり、好きなアーティストのライブ観賞のため地方や海外にも行きました。チケット代、交通費、宿泊代、さらには観光代含め、年間にして70万円以上を使い、貯金するお金はありませんでした。

そんな中、一緒に推し活をしていた友人たちが社会人になったり、家庭を築いたりしていく様子を見て、推し活にかけるお金を節約して経済的に自立しなければ…と考えるようになりました。

そこで私は、次のポイントを節約するようにして、年間70万円かけていた推し活費用を10万円程度にまで削減しました。

推し活にかける費用を節約するポイント

(1)本当に必要な出費かどうかを考える

上述の通り、推し活には様々な費用がかかります。一方で、費用の幅が広い分、節約できる余地があるとも考えられます。

例えば、CDやDVD、雑誌はサブスクリプションで代用できるかもしれません。また、「グッズを買いたい!」と思ってすぐ購入するのではなく、「どうして欲しいのか」「本当に必要なのか」といった視点から見直してみましょう。私はそうしたところ、推し活をする上で自分が大切にしたいことが明確になりました。

(2)ECサイトやポイントを活用する

私の知人は、ECサイト(ネットショッピングサイトなど)で日用品を買い、そこで付与されたポイントを使って推しのCDやDVDを買っています。その際のポイントは1つのECサイトに絞ることだそうです。

私は、今では雑誌やマンガ、CD、DVDは買わず、楽天マガジンやKindle、Spotifyなどサブスクリプションサービスを利用しています。

(3)定期的に断捨離する

カプセル玩具販売機「ガチャ」では、推しのグッズを集めたい気持ちからのめり込んでお金を使ってしまいがちです。

私の知人は、ガチャで散財しないためにも、自分が集めたものを定期的に見直しているとのことです。断捨離しながら本当に必要なグッズかどうかを判断することが大切なのかもしれません。不要になった物はメルカリなどのフリマアプリに出品して、他人に譲るのも良いアイデアでしょう。

(4)交通機関や宿の手配、早割・株主優待などを確認する

遠方のイベントに参加する場合、交通機関や宿の手配において「安さ」を重視したいところです。そこで、旅行会社が展開しているパッケージプランを利用することによって、交通機関と宿を別で予約するよりも値段が安くなる場合もあります。旅行代理店の比較サイトを活用すると良いでしょう。

また、新幹線や飛行機、ホテルの早割や株主優待券を活用することで費用を抑えられるかもしれません。自身が所属する会社によっては保険組合で新幹線代や宿泊代で優待を受けられることもありますので確認してみてはどうでしょうか。

(5)還元率の高いクレジットカードを決済に使う

遠方でのイベントに参加すると、旅行費以外にも飲食費やお土産代などの出費がかかりがちです。私は還元率の高いクレジットカードを使ってポイントを貯めています。そして日常生活において少額を払う際に貯めたポイントを使っています。

ただし、クレジットカードでの支出では、気がつかないうちに支払い金額が大きくなっていることもあります。そのため、私は利用限度額を最低ラインに設定して使い過ぎを防いでいます。

以上の5つのポイントを意識して、私は推し活の費用を節約してきました。皆さんが楽しく推し活を継続していく上でご参考にしていただけますと幸いです。

(提供元:マネックス証券)

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