2022年7月27日上場
2857:iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)
提供元:ブラックロック・ジャパン
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2022年7月27日にiシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)・2857 | ||
ファンドの特色 | iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)(以下、「対象指数」といいます。)の動きに高位に連動する投資成果を目指します。 | ||
対象指標 | FTSEドイツ国債インデックス(国内投信用、円ヘッジ・円ベース) | ||
対象指標の概要 | ドイツの国債から構成されており、日本円にて計算されています。また、為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。 | ||
計算期間 | 毎年1月12日~4月11日、4月12日~7月11日、7月12日~10月11日、10月12日~1月11日 (※最初の計算期間は2022年7月26日から2022年10月11日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年1月11日、4月11日、7月11日および10月11日(年4回) | ||
管理会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | ||
信託受託会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 10口単位(仮) | ||
信託報酬 | 年0.132%(税抜0.12%)以内 | ||
上場日 | 2022年7月27日(予定) |
新しいETF組成の思い
東証上場の債券ETFは、外債エクスポージャーを日本時間に取り引きできる機動性・流動性を提供している点に着目されており、利回りを得るためのツールとして投資ニーズが拡大しています。その結果として、残高は5,195億円(2022年6月21日基準)まで増加しています。そうした中で、欧州の債券市場を代表するドイツ国債につき、東証上場ETFを活用して投資をしたいという投資家からのニーズを受けて組成したものです。
主要な債券指数である「FTSE世界国債インデックス(WGBI)」におけるユーロ建て国債のウェイトは米ドルに次ぐ2番目に大きなエクスポージャーです。このユーロ建て国債市場のうち、約2割をドイツ国債が占めており、格付けはAAA格で高い信用力を有しており、欧州金融市場における国債の指標的な地位を確立しています。たとえば、欧州諸国の国債の利回りはドイツの国債の利回りをベースにしたスプレッド(利回り格差)で表されることが多いとされます。
本ETFは、このエクスポージャーを効率的に得るツールとして活用頂けるものと考えております。
連動指標のパフォーマンス
投資家の皆さまへ
世界の債券ETF残高は、2022年5月末基準で220兆円まで拡大しており、ETFは日経225やTOPIXのような株式だけでなく債券投資にも活用されることが増えています。7月27日には、本ETFを含めて2本の債券ETFが新規に上場して、国内最多の13本の債券ETFを揃うことになります。是非、投資ニーズに沿ったETFを探していただき、ETFでの債券投資をご検討いただければ幸いです。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2857/T、Bloomberg:2857 JT Equity、Refinitiv:2857.T
(対象指標)
Bloomberg:CFIIDJYC Index
● 対象指標の算出要領
FTSE German Government Bond -JIT Ground Rules v1.0 (ftserussell.com)
※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
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