世界共通語「ESG/SDGs」

配当利回りの高いESGに配慮した日本株式がアウトパフォーム(2022年8月12日時点)

提供元:Morningstar Indexes(モーニングスター・インデックス)

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この一年、インフレ率の上昇、中央銀行による金融引き締め、地政学的不確実性の高まりの中で、世界的に株式市場に減速が見られました。一方、日本の株式市場では、配当利回りの高いESGに配慮した銘柄が注目されています。

2022年8月12日までに、Morningstar日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数は、年初来で15%近く上昇しました。尚、同指数の親指数であるMorningstar日本株式指数は、0.1%の上昇でした。Morningstar日本株式配当利回りフォーカス指数(+6.1%)、Morningstar日本株式サステナビリティ指数(-2.7%)と比較しても、好調な伸びです。(全て年初来、円建て、トータルリターン・ベース)

このようなMorningstar日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数の好成績には、どのような要因が貢献したのでしょうか。同指数は、環境・社会・ガバナンス(ESG)要因を投資基準とする評価において高いスコアを得ており、配当利回りが高く、優れた事業から利益を生み出し質の高い配当を支払う企業のパフォーマンスに連動するように設計されています。このような企業に集中させた約25銘柄で構成される同指数は、今年、株価が好調に推移した企業(景気循環型消費財・サービス・セクターの株式会社ユー・エス・エス – 指数構成比率8.2%、ヘルスケア・セクターの武田薬品工業株式会社 – 構成比率10.5%、通信サービス・セクターの日本電信電話株式会社 – 構成比率8.3%)から恩恵を受けています。

Morningstar日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数

アレックス・ブライアン – 米国Morningstar指数部門 エクイティ・プロダクト・マネジメント ダイレクター

「Morningstar日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数は、一定のルールに基づき、ESG基準で高く評価された日本企業で、配当利回りが高く、質の高い配当金を支払う企業を機械的に選択しています。同指数の構成銘柄は、「Morningstarエコノミック・モート・レーティング」と「定量モート・レーティング」によって定義、算出された企業の質の高さや財務健全性の特性に基づいて選定され、さらに「Morningstarサステナビリティ・レーティング」での高スコアを維持するよう選定されます。」

当指数に関するお問い合わせは index-jp@morningstar.com  宛までお願い致します。

(提供元:モーニングスター・インデックス)

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