疲れずに貯められる節約を!
「節約疲れた…」やる気ダウンせずにお金を貯める5つのテクニック
提供元:Mocha(モカ)
節約が大事なことは百も承知。でも、節約すること自体にストレスを感じて疲れていませんか? 節約に疲れるということは、頑張る必要のある節約ばかりしている可能性があります。せっかく節約をしようとがんばっても続かなければお金は貯まりません。今回は、やる気ダウンを防いでやる気を維持するテクニックを5つ紹介します。
節約はストレスのかからない方法を優先しよう
節約は、お金を貯めるために最優先で取り組むべきことです。しかし、無理な節約は長続きしないもの。いつしか節約のやる気がダウンして、お金が貯まらなくなってしまいます。
節約で大切なのは、優先順位をつけることです。具体的には、
・節約できる金額が大きなもの
・節約の効果が長続きするもの
・我慢せずに節約できるもの
を優先します。
最優先で節約したほうがいいのは、毎月決まって支払っている固定費です。固定費には、家賃(住宅ローン)・通信費・光熱費・保険料・サブスクやクレジットカードなどの会費などがあります。これらは、いずれも大きな金額になりがちですし、一度見直せば節約の効果が続きます。余計な我慢も不要です。
固定費も見直していないのに「食費がかからないように我慢する」「電気や水道の無駄遣いを減らす」といった節約をしていたら要注意。もちろんこれらも大事ですが、努力のわりに効果が少なく、ストレスが貯まるものです。ですから、まずは固定費から見直しましょう。
節約のやる気ダウンを防ぐ5つのテクニック
もっとも、固定費を見直して、他の節約にも取り組んだ結果「節約疲れた…」となることもあるでしょう。そこで、節約のやる気ダウンを防ぐ5つのテクニックを紹介します。
●節約のやる気ダウンを防ぐテクニック1:使っていいお金を設定する
節約をがんばっているとたまに少しリッチな食材を買ったり、外食したり、洋服を買ったりしても罪悪感に苛まれてしまいがちです。貯金を頑張るのはいいことですが、かえって使う時にストレスを感じてしまっては疲れてしまいます。
そこで、毎月何に使ってもOKな金額を設定し、その金額までは気にせず使ってもいいことにしましょう。使えるお金を設定することで支出へのストレスを減らしていきましょう。もちろん、使い切らなければ持越して、貯まった額で少し値の張るエステに行ったり、化粧品を買ったりしてもいいでしょう。
●節約のやる気ダウンを防ぐテクニック2:得意分野で節約する
料理が得意ではないのに食費を節約することにすると、食材のやりくりや料理すること自体にストレスを感じてしまいます。そこで、得意分野で節約できないかを考えてみましょう。たとえば、掃除や時間管理が得意なら光熱費、裁縫が得意なら被服費といった具合です。ポイントを集めるポイ活が得意なら、ポイ活でポイントをたくさん生み出すのもいいでしょう。自分が得意な節約であれば楽しく続けることができます。
●節約のやる気ダウンを防ぐテクニック3:貯まった自分を想像する
特に目的もなく節約をしていると、何のために節約をがんばっているのかと虚しくなってしまいます。貯まったあかつきには、どんな自分になっているか想像してワクワクする時間を持ちましょう。
普段行ったことのない有名フレンチ店に行っている、憧れのブランドの服を着ている、旅行番組で紹介されていたあの温泉に入ってのんびりしている、など叶えられそうなプチドリームを叶えた自分を想像して節約を楽しみましょう。
●節約のやる気ダウンを防ぐテクニック4:目標達成したらご褒美を用意する
貯金の目標を設定せずに節約しているとゴールが見えず、いつまで続ければいいのか不安になり疲れてしまいます。節約には目標を設定し、達成したら自分にご褒美を用意しましょう。なんとなく金額だけ決めるのではなく「いつまでにいくら貯めるために節約する」と期日と金額を具体的に決めると節約にやる気がでてくるでしょう。
●節約のやる気ダウンを防ぐテクニック5:自動的に貯まる仕組みを設定する
日々お金を使うことに気を配っているとだんだん疲れ、しまいには節約を投げ出してしまいたくなるかもしれません。そこで、自動的にお金が貯まっていく仕組みを作るのがおすすめです。
勤務先に「財形貯蓄制度」があれば、給料から設定金額を差し引いて貯められます。財形貯蓄制度がなければ、銀行で手続きをして口座から毎月設定金額を自動的に引き落として定期預金にできる「自動積立定期預金」もあります。将来を見据えて投資をするなら「つみたてNISA」で毎月投資信託を積み立てていくことで、運用益非課税の効果を得ながらお金を増やすのもよいでしょう。
自動的に貯まる仕組みをつくり、先取りで貯めておけば、必ず貯めている安心感も得られます。
まとめ
お金を貯めていくには節約は不可欠です。しかし疲れてやる気がダウンしてしまうと続けることはできません。疲れずに貯められる節約をして、確実に貯めていきましょう。自分に合った節約方法を見つけ続けてください。
[執筆:ファイナンシャルプランナー 稲村優貴子]
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