2022年12月16日上場
2235:上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし
提供元:日興アセットマネジメント
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2022年12月16日に【上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし】(銘柄コード:2235)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし(銘柄コード:2235) | ||
ファンドの特色 | 「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)」の変動率に一致させることを目指すETFです。 | ||
対象指標 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て) | ||
対象指標の概要 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)は、米国の優良企業30社のパフォーマンスを測定することを目指す株価加重指数であり、為替レートはTTMを使用して日本円で計算されています。なお、この指数は、輸送および公共事業以外のすべての業種を網羅しています。 | ||
計算期間 | 毎年1月9日~7月8日、7月9日~1月8日 (※最初の計算期間は2022年12月13日から2023年7月8日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年1月8日、7月8日(年2回) | ||
管理会社 | 日興アセットマネジメント株式会社 | ||
信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 10口単位 | ||
信託報酬 | 0.25%(税込0.275%)以内 | ||
上場日 | 2022年12月16日(予定) |
新しいETF組成の思い
日本株式やJリート指数に連動するETFに積極的に投資を頂いている投資家の皆様から、分散投資のために米国株式に投資するETFも組成して欲しいというお話をよく頂きます。日興アセットマネジメントでは、米国株式に投資するETFとして、すでに上場S&P500米国株(1547)、上場S&P500米国株(為替ヘッジあり)(2521)、上場NASDAQ100米国株(為替ヘッジなし)(2568)、上場NASDAQ100米国株(為替ヘッジあり)(2569)、上場ダウ平均米国株(為替ヘッジあり)(2562)の5本のETFを上場させています。「為替ヘッジあり」とは異なり、ドル円為替の影響を受けながらダウ工業株価平均に投資するETFを新たに上場させることで、主要な米国株式指標を連動対象とするETFラインナップの拡充を図り、投資家の皆様の資産形成にご活用いただきたいと考えております。
新しいETFの特徴
ダウ・ジョーンズ工業株価平均は、S&P500指数等よりも馴染み深い指数で、相場感が分かりやすいという投資家も多くいらっしゃると思います。設定時の最低取引価格は20,000円程度と小口の売買も可能なので、個人投資家の皆様にも資産運用、分散投資のツールとして活用して頂きたいです。
なお、東証に上場しているダウ・ジョーンズ工業株価平均に連動するETFの中では、最も低い信託報酬料率に設定しています(2022年10月31日時点)。また、年2回決算(1月と7月)なので、分配金を1年間で2度に分散して受け取ることが出来ます。設定時の最低取引価格が20,000円程度なので、取引所の板のティックは約0.025%刻みとなり、売買の際のコスト(理論価格との乖離)は比較的低く抑えられます。またスポンサードマーケットメイク制度を活用することでマーケットメイカーによる売り板、買い板の提供が行われ、売買し易い環境が整備される予定です。価格の透明性を高めるため、iNAVの算出も行います。
連動する指数の特徴
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)は指数の算出を円ベースで行うため、ETFと指数の連動性がドルベースの指数で算出するものよりもダイレクトで分かりやすい形になっています。
連動指標のパフォーマンス
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)(配当込)の過去1年のパフォーマンスは22.4%の上昇、過去5年では105.7%の上昇となっています。
【ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)(配当込)とTOPIX(配当込)の過去5年間の騰落率】
連動指標の主要構成銘柄
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)の組み入れ上位10銘柄(2022年10月31日時点)は、以下の通りです。
パフォーマンスの特徴
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)(配当込)とTOPIX(配当込)のパフォーマンスを比較すると、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)のパフォーマンスは、過去1年で23.4%、過去5年で82.7%TOPIXを上回っています。
投資家の皆さまへ
機関投資家の皆さまにはもちろん、個人投資家の皆さまにも是非今回のETFを活用して頂きたいと思っています。米国の個別企業までは情報を調べ切れない、個別銘柄をいくつも保有すると管理の手間が面倒という方には、1銘柄で代表的な米国株式に分散投資する本ETFがおすすめです。日本にお住いの方は、収入や保有資産が日本経済の影響を強く受けがちです。ご自身の保有資産に米国株式を加え、リスクの分散をしてみてはいかがでしょうか。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2235/T、Bloomberg:2235 JT Equity、Thomson Reuters:2235.T
(対象指標)
Bloomberg:DJIAJT Index
● 対象指標の算出要領
https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/equity/dow-jones-industrial-average-ttm/#overview
「ダウ・ジョーンズ工業株価平均はS&P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社(「SPDJI」)の商品であり、これの使用ライセンスが日興アセットマネジメント株式会社に付与されています。S&P®、S&P 500®、US 500、The 500、iBoxx®、iTraxx®およびCDX®は、S&P Global, Inc.またはその関連会社(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®は、Dow Jones Trademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の登録商標です。これらの商標の使用ライセンスはSPDJIに付与されており、日興アセットマネジメント株式会社により一定の目的でサブライセンスされています。「上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし」は、SPDJI、Dow Jones、S&P、それらの各関連会社によって後援、推奨、販売、または販売促進されているものではなく、これらのいずれの関係者も、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行なわず、ダウ・ジョーンズ工業株価平均のいかなる過誤、遺漏、または中断に対しても一切責任を負いません。