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日本株銘柄フォーカス

2022年上がった株・下がった株

提供元:マネックス証券

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2022年も残すところ残りわずかとなりました。本レポートでは2022年の相場の振り返りをご紹介します。

まず、日本や海外各国の代表的な株価指数のパフォーマンスを見てみましょう。

【代表的な株価指数のパフォーマンス】

出所:QUICKデータよりマネックス証券作成

を見れば一目瞭然、今年は株式市場にとって厳しい年だったことがわかります。日経平均は2.9%の下落と横ばい圏といって良いかもしれませんが、マザーズ指数は20%近い大幅下落となっています。輪をかけてパフォーマンスが悪いのが、NYダウ平均とナスダック総合指数で、ダウ平均は4.8%の、ナスダック総合指数は27%近い大幅下落で表の指数の中で最も悪いパフォーマンスとなっています。

これらの低パフォーマンスをもたらした理由は大きく2つと考えられます。1つ目はコロナ禍におけるIT関連企業への過剰な期待が剥がれたこと、そしてもう1つは米国の金融引締め政策による米金利の上昇とそれに伴う景気鈍化懸念です。2つの要素が重なり、IT関連の成長株が特に厳しいパフォーマンスとなっているのがマザーズ指数やナスダック総合指数の低パフォーマンスに現れているのでしょう。その他の指数を見ても、ドイツのDAX指数、香港のハンセン指数、中国の上海総合指数がいずれもパフォーマンスがマイナスです。

一方でインドのセンセックス指数、ブラジルのボベスパ指数、英国のFTSE100はいずれも一桁パーセントながらプラスのパフォーマンスを達成しました。特にセンセックス指数は史上最高値の更新を続けるなど長期的な好パフォーマンスが目立っています。

【センセックス指数の推移】

出所:マネックス証券ウェブサイト

続いて、日本で今年上がった・下がった個別銘柄を見ていきましょう。

2022年の日本株式相場を振り返る

【上がった銘柄ベスト30(東証プライム編)】

(出所)QUICKデータよりマネックス証券作成
※上昇率は2021年12月30日終値と2022年11月29日終値の比較

まずは東証プライムの上昇した銘柄ベスト30をご紹介します。

まず上位で目立つのは大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦チタニウム(5727)のチタン関連2銘柄です。金属チタンへの需要が急回復したことにより業績がV字回復したことが好感され、それぞれ大幅に上昇しました。また、三菱重工業(7011)、三菱自動車工業(7211)といった円安進行が業績にプラスになる銘柄もランクインしています。さらに、コシダカホールディングス(2157)、日本駐車場開発(2353)といった観光需要の回復が業績の追い風になりそうな銘柄もあるようです。

【下がった銘柄ワースト30(東証プライム編)】

出所:QUICKデータよりマネックス証券作成
※下落率は2021年12月30日終値と2022年11月29日終値の比較

上記が今年の下落率ワースト30です。下落の大きい銘柄は多くが成長期待の高かったグロース小型株で、成長期待の剥落から大幅な株価下落につながっているようです。期待先行で株価が上がっている場合、期待に業績が追いつかないとこのように大きく下落することになることは非常によくありますので、成長株に投資をされる方はぜひご注意いただきたいと思います。

さて、来年はどのようなマーケットになるのでしょうか。おそらく最大のテーマは、米国および世界経済の成長鈍化がどの程度起こるかということでしょう。

米国の様々な経済指標が徐々に悪化していることを受け、FRBのパウエル議長は12月の連邦公開市場委員会(FOMC)から利上げペースを落とすことを示唆しています。おそらく景気悪化は起こるでしょうが、それは今年の株価下落に一定は織り込まれていると考えています。市場の想定以上の景気悪化がおこればマーケットが弱気なセンチメントに傾く場面は当然あるでしょうが、逆にFRBの金融緩和期待が強まって相場を下支えするのではと考えています。来年こそは株式市場が上昇する年になることを期待、予想しています。

日本では外国人観光客の往来が本格化するでしょう。すでにかなり株価が上がった関連銘柄も多いですが、業績に本格的にプラス寄与するのは来年になってからと考えており、来年株価上昇が期待できる銘柄も大いにあると思っています。

(提供元:マネックス証券)

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