新規上場ETF・ETNの横顔

2023年3月17日上場

2239:上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍/ 2240:上場インデックスファンドS&P500先物インバース

提供元:日興アセットマネジメント

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New Release Latest Brand Update Concept2023年3月17日に【上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍】(銘柄コード:2239)及び【上場インデックスファンドS&P500先物インバース】(銘柄コード:2240)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード (1)上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍(銘柄コード:2239)
(2)上場インデックスファンドS&P500先物インバース(銘柄コード:2240)
ファンドの特色 (1)信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)」の変動率に一致させることを目指すETFです。
(2)信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)」の変動率に一致させることを目指すETFです。
対象指標 (1)「S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)」
(2)「S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)」
対象指標の概要 (1)「S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)」は、日々の騰落率をS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の2倍として計算された指数です。基準時を1997年9月9日に置き、その日の指数値を100ポイントとして算出します。
(2)S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率をS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の-1倍として計算された指数です。基準時を1997年9月9日に置き、その日の指数値を1,000ポイントとして算出します。
計算期間 毎年1月21日~1月20日
(※最初の計算期間は2023年3月14日から2024年1月20日まで)
分配金支払基準日 毎年1月20日(年1回)
管理会社 日興アセットマネジメント株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 0.36%(税込0.396%)以内
上場日 2023年3月17日(予定)

新しいETF組成の思い

レバレッジ型・インバース型の投資信託やETFは、特に個人投資家の皆様に、主に短期売買を目的としたご活用のニーズが高い商品であると認識しております。投資信託の場合は注文日の翌営業日の基準価額で売買がなされる一方、ETFではリアルタイムで売買できる優位性があります。

2023年1月19日現在において、東証市場には(上場予定の銘柄も含めて)計32銘柄のレバレッジ型・インバース型のETFが上場していますが、米国株式を対象としたレバレッジ型・インバース型のETFは5銘柄のみと限られております。このラインナップ拡充を図ることで様々な相場観を持つ投資家の皆様の利便性向上に寄与したいと考えております。

新しいETFの特徴

本ETFは、S&P500の値動きを連動対象としたレバレッジ型・インバース型のETFです。

レバレッジ型は少ない投下資本で大きくリスクを取りたい方や、ボラティリティの高い商品をお求めの方に向けた商品であり、インバース型は主に相場下落を予想する場合や、相場下落に備えたリスクヘッジを図りたい方に向けた商品です。本ETFは一般的に長期間の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品です。

米国株式市場の代表的な指数として、S&P500、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(以下、NYダウ)、NASDAQ100が挙げられますが、S&P500はその中でも構成銘柄が500銘柄と最も多く(NYダウ:30銘柄、NASDAQ100:100銘柄)、広く分散投資する指数となっているため、下表のとおり他の2指数よりも上位銘柄の構成比率が低く、米国株式市場全体の動きを反映する指数であるといえます。

( S&P500とNYダウの違いについてはこちらの当社ウェブサイトのコラムにおいて詳細にご説明しておりますので、ぜひ併せてご覧いただければと思います。)

※クラスA・B・Cとは種類株の名称を指します。
※2022年12月末時点。信頼できる情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。個別銘柄の取引を推奨するものではありません。

また、信託報酬は0.36%(税込0.396%)以内であり、東証に上場する米国株式を対象としたレバレッジ型・インバース型のETFの中では最も低い信託報酬料率に設定しています(2023年1月19日現在。上場予定の銘柄も含む。当社調べによる)。

連動指標のパフォーマンス

連動指標等の推移

※グラフは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
※各指数は、グラフの始点に合わせて指数化しております。
※データソース:Bloomberg

連動指標等の期間別騰落率

※基準日2022年12月末
※データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
※データソース:Bloomberg

パフォーマンス及び連動する指標の特徴

S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率がS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の2倍に、S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)は、日々の騰落率がS&P500先物指数(エクセスリターン)の騰落率の-1倍となるように計算された指数です。

しかしながら、2日以上離れた日との比較においては、S&P500先物指数(エクセスリターン)の値動きの複利効果などにより、S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)はS&P500先物指数(エクセスリターン)の2倍の投資成果を得られるわけではなく、S&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)はS&P500先物指数(エクセスリターン)の-1倍の投資成果を得られるわけではありません。

一般的に、S&P500先物指数(エクセスリターン)の値動きが上下変動を繰り返した場合には、S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)およびS&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)の騰落率は逓減する可能性が高くなります。また、期間が長くなれば長くなるほど、S&P500先物指数(エクセスリターン)との差が大きくなる傾向があります。

上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍の基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が上昇局面の場合)

上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍の基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が下落局面の場合)

上場インデックスファンドS&P500先物インバースの基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が上昇局面の場合)

上場インデックスファンドS&P500先物インバースの基準価額の値動きのイメージ(S&P500先物指数が下落局面の場合)

投資家の皆さまへ

当社は、米国株式を対象とした(レバレッジ・インバース型ではない)ETFを6本(※)上場させております。

米国株式を対象としたレバレッジ型・インバース型のETFは投資家の皆様のご要望・ご期待が高い商品であり、潜在的なニーズが高いと考えております。

本ETFは米国株式市場全体の動きを反映する指数を対象としたレバレッジ型・インバース型ETFであり、信託報酬等の面でも比較的使いやすい水準に設定しております。本ETFの特性をご理解いただき、既上場の下記の(レバレッジ・インバース型ではない)米国株式を対象としたETFと併せて、投資家の皆様の相場観に応じてご活用いただければ幸いです。

(※)
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり(2521)
上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし(2235)
上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり(2562)
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし(2568)
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり(2569)

【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)(※)
<上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍>
Quick:2239/T、Bloomberg:2239 JT Equity、Thomson Reuters:2239.T
<上場インデックスファンドS&P500先物インバース>
Quick:2240/T、Bloomberg:2240 JT Equity、Thomson Reuters:2240.T
(対象指標)
<上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍>
Quick:なし、Bloomberg:SPXF2LP Index、Thomson Reuters:なし
<上場インデックスファンドS&P500先物インバース>
Quick:なし、Bloomberg:SPXF1IUP Index、Thomson Reuters:なし

● 対象指標の算出要領
<上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍>https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/strategy/sp-500-futures-2x-leveraged-daily-index/#overview
<上場インデックスファンドS&P500先物インバース>
https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/strategy/sp-500-futures-inverse-daily-index/#overview

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)及びS&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)はS&P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社(「SPDJI」)の商品であり、これの使用ライセンスが日興アセットマネジメント株式会社に付与されています。S&P®、S&P 500®、US 500、The 500、iBoxx®、iTraxx®およびCDX®は、S&PGlobal, Inc.またはその関連会社(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®は、Dow Jones TrademarkHoldings LLC(「Dow Jones」)の登録商標です。これらの商標の使用ライセンスはSPDJIに付与されており、日興アセットマネジメント株式会社に一定の目的でサブライセンスされています。「上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍」及び「上場インデックスファンドS&P500先物インバース」は、SPDJI、Dow Jones、S&P、またはそれらの各関連会社によって後援、推奨、販売、または販売促進されているものではなく、これらのいずれの関係者も、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行なわず、S&P500先物2倍レバレッジ日次指数(エクセスリターン)及びS&P500先物インバース日次指数(エクセスリターン)のいかなる過誤、遺漏、または中断に対しても一切責任を負いません。
用語解説

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