できることから1つずつ

お金を貯めるために取り入れたい「時間帯別節約術」

提供元:Mocha(モカ)

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食品や日用品、光熱費などあらゆる物の値段が上がっています。これまであまり節約を意識していなかった人でも「節約しないと」という気持ちになっているのではないでしょうか?

節約アイデアはいろいろありますが、今回は日常生活の中で時間帯別にできることを5つ挙げてみました。参考にしていただければ幸いです。

AM6:30 朝起きたときの節約術「飲み物をマイボトルへ」

1日の間には何度もお茶などの飲み物を飲むはず。その都度お湯を沸かしたり冷蔵庫を開けたりしていると、ガス代・電気代がかかってしまいます。そこで、保温・保冷機能のついた水筒を用意し、朝一番に飲み物を入れてしまうのがおススメ。

出かけるときにそのままマイボトルを持参すれば、のどが渇いたときにコンビニでお茶などを買わずにもすみます。飲み物1日100円分を20日節約したら2000円の節約効果です。

AM8:00 家を出るときの節約術「コンセントを抜く」

電化製品は、使用していない間にも電力を消費しています。コンセントを抜いておけばこうした「待機電力」をカットできます。わかっていても、こまめにコンセントを抜くのは面倒だし、忘れてしまうことも多いのではないでしょうか?

1日に1回、家を出るときだけコンセントを抜くのを習慣にしましょう。スイッチが付いていて簡単にON、OFFできる節電タップを使えばより簡単です。

待機電力カットによる節約効果は年間6000円~8000円とも言われます。電気代が上がったためさらに節約効果は大きくなるので、ぜひルーティン化してしまいましょう。

PM0:00 お昼休みの節約術「ランチは軽めに」

ランチの時間は節約のチャンスです。お弁当を持参するのがいちばんですが、なかなかそこまで手が回らない人もいるでしょう。たとえば、1日2食で、昼は食べないという選択肢もあります。1日3食は食べ過ぎとも言われ、最近は1日1食や2食を実践する人も増えています。

ランチを食べる場合でも、おにぎり1個など軽めを意識してみてはいかがでしょうか?最初は物足りなく感じるかもしれませんが、慣れればむしろ体調が良くなることもあります。

1日600円のランチを100円のおにぎりに変えただけでも、1日500円、20日で1万円が浮きます。週に1度はお楽しみで外食するなど、無理のない範囲でやってみてください。

PM6:00 夕方の節約術「買い物は曜日を決める」

買い物に行く頻度が高ければ、その分無駄な買い物もしてしまいがちです。買い物は週に1回ネットスーパーを利用し、それ以外は足りないものを買い足すだけなど、自分なりのルールを決めましょう。

会社帰りに買い物する場合には、曜日を決めておくのがおススメ。通常、各スーパーで特売日の曜日は通常決まっています。行きつけのスーパーが安い曜日を狙って行きましょう。

今はアプリをインストールすればポイントやクーポン、チラシなどを確認できるスーパーが多くなっています。こまめにチェックしておくと、お得に買い物ができます。

PM11:00 寝る前の節約術「エコで快適な睡眠を目指そう」

しっかり疲れを取って明日への活力を養うため、快適な就寝環境は大事です。「真冬や真夏は就寝時にもエアコンを使いたいけれど、電気代も気になってしまう…」という人も多いのではないでしょうか?

冬場の就寝時には湯たんぽが断然おススメです。エアコンで空気が乾燥することもなく、朝までポカポカの暖かさを保てます。東京都環境局「家庭の省エネハンドブック2022」によると、エアコンの暖房の使用時間を1日1時間減らすと、電気代は1,080円減らせるとのこと。湯たんぽなら、お湯を1回沸かすのにかかる費用は数円程度ですから、エアコンの暖房に頼っている人ほど節約効果が見込めます。

夏場の就寝時には、熱中症予防のため、エアコン使用もやむを得ないかもしれません。ただし、温度設定を26~28度の高めにするか、ドライ機能を利用するとよいでしょう。「家庭の省エネハンドブック2022」では、冷房時の室温の目安を28度にすると電気代は800円減ると紹介されています。節約になって、体への負担も少なくなります。

まとめ

「時間帯別節約術」は毎日コツコツ続けることで効果が出るものです。「節約は面倒だし続かない」という人も、毎日のルーティンの中に組み込めば、ハードルが下がります。できるところからチャレンジしてみてください。

[執筆:ファイナンシャルプランナー 森本由紀]

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