無駄な支出を抑えて生活するには

「節約・家計改善」方法について学んでいますか?

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お金の管理をしていると重要になってくるのが「節約」「家計改善」の方法。普段、働く会社員は「節約」や「家計改善」方法について学んでいるのだろうか。「節約・家計改善」の勉強に関する実態と意識を全国の20〜40代の会社員1,117人を対象に調査した。

Q1. 月々いくら節約したいですか?

0〜 5,000円 5.7%
5,000〜10,000円未満  21.9%
10,000〜30,000円未満 36.8%
30,000〜50,000円未満 14.1%
50,000〜100,000円未満 4.4%
100,000円以上 6.8%
節約しない 10.3%

月々に節約したい金額について、最も多かったのが10,000〜30,000円未満で36.8%であった。次いで5,000〜10,000円未満が21.9%であり、比較的無理のない金額で節約したいと考える人が多いことがうかがえる。全体的に見ると節約したいと回答した割合が9割であり、節約への意識は高いようだ。

Q2. 節約・家計改善の何について学んでいますか(学びたいですか)?(複数回答)

住居費の節約方法 23.2%
自動車関連費の節約方法 23.4%
水道・光熱費の節約方法 37.3%
保険料の節約方法 32.2%
通信費の節約方法 31.4%
税金の節約方法 34.5%
教育費の節約方法 11.0%
食費の節約方法 28.8%
被服費の節約方法 10.6%
交際費の節約方法 14.3%
娯楽費の節約方法 14.1%
家計簿のつけ方 13.4%
その他 0.5%
節約・家計改善について学んでいない(学びたくない) 18.8%

節約・家計改善について学びたいことについては、「水道・光熱費の節約方法」「税金の節約方法」「保険料の節約方法」「通信費の節約方法」の回答が多く寄せられたが、いずれも複数の節約方法に意識が向いていることがわかる。毎月の固定費を下げることは、家計改善への近道といえるだろう。とくに「水道・光熱費の節約方法」について注目度が高いことから、昨今続いている水道・光熱費の値上げが家計に大きな影響を与えていることがうかがえる。

Q3. 具体的にどのような節約をしている(これからしたい)ですか?(複数回答)

住居費の節約 20.9%
自動車関連の節約 24.5%
水道・光熱費の節約 47.8%
保険料の節約 28.6%
通信費の節約 33.6%
税金の節約 30.3%
教育費の節約 8.9%
食費の節約 42.4%
被服費の節約 21.8%
交際費の節約 22.3%
娯楽費の節約 20.0%
その他 1.1%

具体的に行っている節約について多かったのは、「水道・光熱費の節約」が47.8%、「食費の節約」が42.4%、「通信費の節約」が33.6%となった。値上げの影響のためか、約半数もの人が水道・光熱費の節約に取り組んでいる(取り組みたい)と回答した。食費の節約は取り組みやすく、情報も得やすいため、実践している人が多いのだろう。

物価上昇は身近な生活にも大きく関わっており、節約への意識は今後も高まっていくだろう。節約をする方法は幅広く存在するため、無理のない節約方法で生活していきたいものである。

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(藤田祐依)

「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年1月
調査対象:全国20〜40代の会社員
有効回答数:1,117件

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