普段から仕事が忙しい会社員。リフレッシュのため定期的に旅行に行くという人は多いだろう。働く会社員は、旅行にどのくらいお金をかけているのだろうか。旅行についての実態と意識を全国の20～40代の会社員1,179人を対象に調査した。

Q1. 旅行に毎年かけるお金はどのくらいですか？（1人あたり）

10万円以上　16.2％
7～10万円未満　14.4％
5～7万円未満　16.7％
3～5万円未満　13.1％
3万円未満　9.9％
わからない　9.1％
旅行に行かない　20.6％

旅行に毎年かけるお金はどのくらいか訊いてみると、回答に大きな差はなかったものの「5～7万円」が16.7％と多く「10万円以上」が16.2％であった。旅行の回数にもよるが、全体の約7割の人は毎年旅行に行くためにある程度のお金を使っていることがうかがえる。また、約2割の人は「旅行に行かない」と回答した。

Q2. 旅行に行く頻度はコロナ前と比べて変化しましたか？

大幅に減った　33.5％
少し減った　38.3％
あまり変化はない　24.1％
コロナ前よりも増えた　4.1％

旅行に行く頻度がコロナ前と比べて変化したか質問したところ「少し減った」との回答が38.3％であり「大幅に減った」が33.5％であった。コロナ禍での旅行自粛が現在も影響を残している印象だ。

Q3. 旅行先を決めるときに何を重視しますか？（複数回答）

観光したいスポットがある　61.8％
泊まりたい宿・ホテルがある　46.3％
住んでいる場所からの距離やアクセスのしやすさ　28.9％
金額が見合っているか　38.2％
人里離れた場所で落ち着きたい　9.9％
人気の行楽地へ行きたい　12.7％
その他　0.9％

旅行先を決めるときに何を重視するか訊くと、最も多かったのが「観光したいスポットがある」であった。次いで「泊まりたい宿・ホテルがある」「金額が見合っているか」との回答が人気を集めた。コロナの影響のためか、ホテル・宿を重視した旅行が注目されているのかもしれない。

コロナを機に旅行の機会が減った人、旅行の目的が変わった人もいるだろう。旅行は、日頃の忙しさを忘れて気分転換できるメリットがある。近場で観光したり、ホテル・宿を贅沢にしたりと楽しみ方はいろいろあるので、これまでと違った旅行の楽しみ方をしてみるのもいいかもしれない。

（藤田祐依）

〈あわせて読みたい！〉
コロナウイルスによる「自粛」で意外な支出が増加？
2023年は日本の変化に期待

「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法：インターネットによる調査
調査時期：2023年2月
調査対象：全国20～40代の会社員
有効回答数：1,179件