どんな本・電子書籍を読んでる?
本・電子書籍を読む頻度は?
本・電子書籍を日頃から読むことは、知識を広げるだけでなく気分転換にもなるというメリットがある。働く会社員は、本・電子書籍を普段どのくらい読んでいるのだろうか。本・電子書籍についての実態と意識を全国の20~40代の会社員1,179人を対象に調査した。
Q1. 本・電子書籍は月にどのくらい読みますか?
10冊以上 12.6%
5~9冊 19.0%
5冊より少ない 37.9%
本・電子書籍を読まない 30.5%
月に電子書籍をどのくらい読むか訊くと「5冊より少ない」と回答した人が37.9%と最も多く、次いで「本・電子書籍を読まない」との回答が30.5%であった。普段から本・電子書籍を読む人は7割程度のようだ。
Q2. 月にかかる本・電子書籍の購入費用はどのくらいですか?
10,000円以上 3.9%
5,000~10,000円未満 8.2%
3,000~5,000円未満 13.7%
1,000~3,000円未満 12.6%
1,000円未満 23.3%
わからない 5.4%
本・電子書籍を購入しない 32.9%
月に本や電子書籍をどのくらい購入するか訊くと、購入しないとの回答が32.9%と、Q1で読まないと回答した割合とほぼ同じであった。1,000円未満との回答が23.3%、3,000~5,000円未満が13.7%、1,000~3,000円未満が12.6%であった。最近では、無料で一部の電子書籍が読めたり、電子書籍のサブスクリプションが普及していて定額を支払うことで多くの電子書籍が利用できたりするため、そこまでお金をかけずに読めるということなのかもしれない。
Q3. どのようなジャンルの本・電子書籍をよく読みますか?(複数回答)
小説、エッセイ 37.1%
自己啓発系 31.5%
投資、金融系 30.2%
ビジネス・経済 26.0%
暮らし・健康 21.8%
趣味・実用 30.7%
IT・コンピューター 12.1%
漫画 35.6%
その他 0.9%
どのようなジャンルの本・電子書籍をよく読むか訊いたところ「小説・エッセイ」「漫画」「自己啓発系」といった回答が人気を集めた。また、投資の必要性が周知されてきている昨今、投資・金融系といったジャンルにも意識が向いていることがうかがえる。全体的に見ると、幅広いジャンルの本・電子書籍が読まれている印象だ。
日頃から本・電子書籍を読むことは気分転換になり、知識を広げることにも役立つ。最近では、サブスクリプションで数多くの電子書籍を楽しめるため、これまでに読んだことがないジャンルの本・電子書籍にチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,179件