2023年9月7日上場
2082:投資家経営者一心同体ETF
提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント
2023年9月7日に【投資家経営者一心同体ETF】(銘柄コード:2082)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | 投資家経営者一心同体ETF(2082) | ||
ファンドの特色 | 取締役会構成員、およびその親族、資産管理会社等の議決権保有割合の合計が一定程度ある企業のなかから、利益水準や財務状況、取引所における流動性等を当社独自の観点から総合的に勘案し、投資銘柄を選定することにより、投資信託財産の成長をめざして運用を行います。 | ||
ベンチマーク | なし | ||
運用方針の概要 | (1)主として、我が国の金融商品取引所に上場する株式に投資します。 (2)株式への投資にあたっては、取締役会構成員、およびその親族、資産管理会社等の議決権保有割合の合計が相当程度ある企業のなかから、利益水準や有価証券報告書およびその他の開示情報、取引所における流動性等を当社独自の観点から総合的に勘案し、投資銘柄を選定します。 |
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計算期間 | 毎年9月11日~翌9月10日 (※最初の計算期間は2023年9月6日から2024年9月10日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年9月10日(年1回) | ||
管理会社 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 | ||
信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 1口単位 | ||
信託報酬 | 0.99%(税抜0.9%)以内 | ||
上場日 | 2023年9月7日(予定) |
新しいETF組成の思い
当社は99年の設立以来、株や債券のアクティブ運用を行ってきました。2009年にはWTI原油ETF(1671)を上場させ、当時ラインナップの少なかった日本のETF市場にも参加しました。
日本経済は30年間低調に推移しました。その環境下で、株主利益が軽視されてきたこともあり日本の株式市場も長期にわたり低迷しました。
しかし、近年は東京証券取引所、金融庁や経産省などが国をあげて企業の競争力を取り戻させるために株主価値を意識した経営を求めています。
日本経済と日本の株式市場の復活の一助になりたい、ETFから日本を変えていくという思いで投資家経営者一心同体ETFを作りました。
新しいETFの特徴
一般に企業は創業時点では経営陣が株式を多く保有しています。その後、ベンチャーキャピタルから資金調達を行ったり、上場して公募増資をしたり、売出を行う中で徐々に経営陣の保有比率が下がります。
さらに、創業時の経営陣が退任するなど代替わりが進むことで、従業員の中から経営者に昇進するケースも出てきます。その結果、自社株をほとんど保有しない経営陣が経営を行うことも出てきます。
経営者の個人資産の多くが自社の株式であれば、経営者が自社の株式価値を軽視することはないと考えられます。
しかし、経営者が役員報酬を得ているだけで、ほとんど自社の株式を保有しない場合、自社の株式価値よりも自らの地位を優先する可能性が高くなります。
保身のための意思決定をしたり、在任期間を無風で過ごすためや短期の業績を重視し適切な投資を怠るといった可能性があります。
そこで、投資家経営者一心同体ETFは、経営陣が一定以上株式を保有する企業に投資を行います。
そのような企業は、経営陣が株主価値を重視した経営を行い、株価のパフォーマンスが高くなる可能性があると考えております。
新しいETFのリスク情報について
当ファンドは、株式を投資対象としているため、これら投資対象の価格変動の影響により基準価額は変動します。従いまして、投資元金を割り込むことがあり、元本が保証されているものではありません。投資信託は預貯金と異なります。
また、金融機関の預金あるいは保険契約ではないため、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象とはなりません。銀行など登録金融機関で購入された場合、投資者保護基金の支払いの対象とはなりません。
信託財産に生じた利益および損失はすべて受益者に帰属します。
当ファンドに投資される前に当ファンドの性質、複雑性および内在するリスクがご自身の投資経験や財務状況に照らして投資目的に合致しているかどうかご確認ください。
当ファンドの主なリスクは以下の通りです。
(1)価格変動リスク
(2)流動性リスク
(3)信用リスク
(4)有価証券の貸付等におけるリスク
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2082/T、Bloomberg:2082 JT Equity、Refinitive:2082.T