投資や資産運用について相談できる?
夫婦のお金把握してる?
夫婦のお金の管理方法は、どちらか一方がまとめて管理する方法や、夫婦で共通の口座を作って管理する方法などさまざまだろう。会社員は配偶者のお金のことや家計についてどのくらい把握しているのだろうか。夫婦のお金の把握状況についての実態を全国の20〜40代の会社員1,147人を対象に調査した。
Q1. 配偶者の収入、貯蓄額、投資額などを把握していますか?
しっかり把握している 25.8%
おおまかに把握している 35.8%
把握していない 15.5%
あてはまるものはない/既婚ではない 22.9%
配偶者の収入、貯蓄額、投資額などを把握しているか訊いたところ、半数以上が把握していると回答し、そのうち「しっかり把握している」と回答した割合は25.8%であった。夫婦別財布で家計管理している人もいるだろうが、大半の人は配偶者の収入、貯蓄額、投資額などについて把握しているようだ。
Q2. 家計の資産総額を把握していますか?
しっかり把握している 30.7%
おおまかに把握している 43.1%
把握していない 24.1%
その他 2.1%
家計の総資産額を把握しているか質問すると、こちらも7割超が把握していると回答した。「しっかり把握している」が全体の約3割であり、普段から家計の資産総額について配偶者と情報共有している人が多い印象だ。
Q3.(配偶者がいると回答した人へ)出費がいくら以上になれば配偶者に相談しますか?
100,000円以上 11.9%
50,000~100,000円未満 19.4%
30,000~50,000円未満 17.3%
10,000~30,000円未満 14.5%
10,000円未満 6.1%
わからない/相談しない 30.8%
配偶者がいると回答した人へ、出費がいくら以上になれば配偶者に相談するか訊いたところ、回答が分散したが、7割程度の人が一定の出費があれば相談しているようだ。
配偶者とお金についてお互いに共有することで、家計全体を把握でき、今後の家計管理について見直すきっかけにもなるだろう。これまでにあまり話し合う機会がなかった人も、情報共有をすることで余計な出費を省くことができるだけでなく、資産形成への関心も高まるかもしれない。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年9月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,147件