いつからあげ始める人が多い?

子どものおこづかいはいつから?

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子どもにおこづかいをあげ始める時期は家庭によってさまざまだが、いつからおこづかいをあげ始めるべきか悩んでいる人も多いだろう。子どもがいる会社員は、おこづかいをいつからあげ始めているのだろうか。子どもにおこづかいをあげ始める時期や、お金について子どもと話しているのかについての実態を全国の20~40代の会社員1,147人を対象に調査した。

Q1. 子どもにおこづかいをあげ始めたのはいつからですか?(まだの人はいつからあげたいですか?)

未就学児 5.9%
小学1~3年生 19.3%
小学4~6年生 13.1%
中学生 5.8%
あげない 5.8%
その他 1.5%
子どもはいない 48.6%

子どもにおこづかいをあげ始めたのはいつからか(まだの人はいつからあげたいか)訊いたところ、最も多かったのが「小学1~3年生」で19.3%であった。次いで「小学4~6年生」が13.1%であり、小学生のうちにおこづかいをあげ始める人が多いようだ。小学生は、ある程度自分で判断ができるようになるし、子ども同士で遊んだり、買い物をし始めたりする時期でもあるので、そのタイミングであげ始める人が多いことが予想される。

Q2.(Q1で子どもにおこづかいをあげ始めた時期について回答した人へ)子どものお金の使い道を把握していますか?

しっかり把握している 31.7%
おおまかに把握している 36.3%
把握していない 10.7%
まだ子どもがお金をつかう機会がない 21.3%

子どものお金の使い道を把握しているか訊くと「しっかり把握している」が31.7%、「大まかに把握している」が36.3%であった。子どもがおこづかいをつかう機会がないという人を除くと、大半の人が子どものおこづかいの使い道を把握していることがうかがえる。

Q3.(子どもがいる方へ)子どもとお金の話をしますか?

よくする 33.1%
時々する 36.0%
しない 30.9%

子どもがいる人に対して、子どもとお金の話をするか質問すると、すると回答した人は約7割であった。子どもの年齢にもよるかもしれないが、Q2でも子どものお金の使い道を把握している人が多数だったこともあり、普段から子どもとお金の話をしている人は多いようだ。

Q3ですると回答した人に、どんな話をするか自由回答で訊いたところ「お金の使い方、お金の大切さ」「投資、お金の増やし方」「無駄遣いをしないこと」といった回答が寄せられた。最近は投資をする人が増えている影響もあり、子どものうちからお金の大切さや増やし方について教えたいという人も多いのだろう。

逆に、しないと回答した人になぜしないかを訊いてみると「まだ子どもが幼いから」という回答が多く、お金の話が理解できる年齢に達していないと判断していることが理由となっているようだ。

子どもにおこづかいをあげ始めるタイミングでお金について話をする人も多いだろう。お金の正しい知識や判断力を身に付けることは生活をしていく上で必要となってくる。子どもが小さいうちからお金について話をしておくことで、将来の資産形成や自立力の育成にもつながるだろう。

(藤田祐依)

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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年9月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,147件

用語解説

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