プロが語る!資産形成のすゝめ

思った通り!?

個人投資家にはどのような方針で投資しているのか

提供元:ブラックロック・ジャパン

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この記事をご覧の皆様の中には、2024年を大きな転換点と捉えられている方も多いのではないでしょうか。なぜなら、2024年は新NISAが始まる記念すべき年となるからです。そして、新NISAに伴い資産形成をご検討されている方にとっては、ほかの方の投資行動が気になるかと思います。そこで、今回は、投資家の皆様が資産形成において、どのような点を重視されているかをみていきたいと思います。

既に皆様もご存知とは思いますが、リターンは大きく二つに分けることができます。一つは「売買損益」、キャピタルゲインと呼ばれるものです。金融商品を売ったときと買ったときの差額がこちらの「売買損益」となります。もうひとつは「配当金収入」、インカムゲインと呼ばれるものです。金融商品を保有している間、配当金あるいは分配金として、得られる収益です(図1)。

これらリターンを構成する二つの要素を、個人投資家の皆様はどのように捉えているのでしょうか。興味深いデータがあります。それは、日本証券業協会から2023年12月に公表されたアンケート結果です(図2)。

ETFは、株式と投資信託の双方の特性を兼ね備えた商品です。そこで、まずは個人投資家における株式の投資方針を見てみたいと思います。

ご覧いただくと、各年齢層とも最も大きな割合を占めいているのは、黄緑色の部分です。これは、「概ね長期保有だが、ある程度値上がり益があれば売却する」ということを表しています。黄緑色の次に多いのは水色の部分です。こちらは、「配当・分配金・利子を重視している」とあります。黄緑色の部分は、「売買損益(キャピタルゲイン)」を水色の部分が「配当金収入(インカムゲイン)」を意味しています。従って、株式に投資する際には、個人投資家の多くの方々は、「売買損益」と「分配金収入」の双方を意識しているといえるのではないでしょうか。

一方、個人投資家における投資信託の投資方針はどうでしょうか。ご覧いただくと、株式と異なり、年齢層による違いはあるものの全体的な傾向は株式と大きく変わりはありません。黄緑の部分及び水色の部分が多くの割合を占めている、つまり、個人投資家の多くの方々は、「売買損益」と「分配金収入」の双方を意識していると思われるということです。

ではここから、配当金収入に関して、もう少し詳しくみていきたいと思います。

配当金を株価で割ることで配当利回りが計算されます。皆様が株式に投資される際に、重要な指標のひとつとしてお考えになるものだと思います。この配当利回りの高い株式は、高配当株式と呼ばれ、株式の保有期間中に高い配当を受け取れることが可能です。

また、株式を保有し、一定期間後に値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う場合においても、保有期間中に高い配当金をもらいつつ、売却して値上がり益を得ることも可能です。

こうした高配当株式は、個人投資家の皆様の間では根強い人気があるようです。

また、連続して増配する銘柄についても、個人投資家の皆様の関心は高そうです(図4)。

ブラックロックでは、上記のような配当に関するニーズを汲み取り、ETFのラインナップの拡充に努めています。2024年1月18日に上場予定の2銘柄を含め、高配当や連続増配関連のETFを3銘柄ご提供予定です(表1)。

なお、ブラックロックでは、上記ETFに加え、債券ETFやリートETFを含めたウェブサイトをご用意しています。この機会にぜひご覧ください。

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/ishares/tse-series

当資料は、情報提供を目的とした資料であり、本資料をもって個別のファンド等への投資などを勧誘するものではありません。  また、当資料は将来の実績等を示唆・保証するものではありません。
当資料は、iシェアーズの取扱金融商品取引業者(証券会社)のお客様が参加されるセミナーでの情報提供資料として作成されております。また、当資料の複製・転用等は禁止されております。

(提供元:ブラックロック・ジャパン)

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