ニッポン、新時代

日本株はバブルを超えた新時代へ!再発見、日本株

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【日経平均株価の推移】期間:1985年12月末~2024年3月末

 

3万8915円

 

バブル絶頂期、1989年12月29日の日経平均株価の終値です。

その後、「バブル崩壊」により不動産や株式など資産価格は大きく下落し、日本の「失われた30年」が始まりました。バブル崩壊の影響は90年代後半に大手金融機関の倒産が相次いだ金融危機へとつながっていき、日本の株式市場は長期にわたり低迷する状況が続きました。2000年代前半に株価は上昇基調になったかと思われましたが、2008年9月にリーマンショックが発生し、ついに、2009年3月、日経平均終値はバブル崩壊後最安値となる7054円を記録しました。

しかし、2024年2月22日、日経平均終値は3万9098円をつけ、バブル崩壊から約34年ぶりに史上最高値を更新しました。

証券業界では、日経平均のバブル最高値である3万8915円を「砂漠へ行こう」と語呂あわせで呼ぶこともありましたが、日本株は砂漠を超えたその先、新時代を迎えています。

意外と良かった日本株?

日経平均は最高値を突然更新したわけではありません。
バブル前後からではなく、第2次安倍内閣(アベノミクス)が始まった直後の2012年12月末からの日経平均とS&P500の推移を見てみましょう。

【アベノミクス以降の日経平均株価】期間:2012年12月末~2024年3月末

2012年12月末を100として指数化。配当込み・現地通貨ベース。

日経平均をみてみると実は意外と(?)日本株のパフォーマンスは良かったといえるのではないでしょうか。

あの企業の10年前

日本株の上昇は、業績を伴ったものなのでしょうか。
TOPIXの組入上位10銘柄を参照し、10年前と比較してどれほど売上高と利益が変化したか確認してみましょう。

【TOPIX上位銘柄における10年前と直近期の売上高比較】

2023年3月期と2013年3月期を比較。金融業を除く。キーエンスの2013年3月期は9カ月間の変則決算。

【TOPIX上位銘柄における10年前と直近期の純利益比較】

2023年3月期と2013年3月期を比較。金融業を除く。キーエンスの2013年3月期は9カ月間の変則決算。

各社売上高と利益を大きく伸ばしていることが分かります。また、売上高よりも純利益の増加がより顕著であることが伺えます。

これまでの日本株の上昇の背景には企業業績の好調さがあるといえそうです。

日本株にも大化け銘柄

日本は成長性のない国なのでしょうか。
事業が急成長をとげるなどして、株価が大きく上昇した株式を大化け銘柄と表現することがありますが、日本株にも大化け銘柄は存在します。過去5年間及び10年間の時価総額増加ランキングを見てみましょう。なお、銘柄名に黄色塗をしている企業は5年間と10年間共にランクインしています。

【過去5年間の時価総額増加ランキング】

【過去10年間の時価総額増加ランキング】

【過去5年及び10年でランクインした銘柄】

以下の3銘柄は5年間と10年間共にランクインした企業ですが、半導体関連の企業であることが共通しています。

生成AI分野の成長や半導体製造最大手である台湾企業が熊本県に工場を建設するなど、最近話題になることの多い半導体銘柄ですが、時価総額も大きく成長しています。

【ご参考 個別企業の調べ方】

気になる企業があれば、早速調べてみましょう!
東証と同じJPXグループのJPX総研は、生成AIを活用した日本市場の情報発信サービス「JPX Market Explorer」を開始しています。東証に上場する企業のビジネス概要や直近の決算のサマリーを簡単に調べたり、財務状況についての分析や競合他社との比較を行うことができるサービスですので、ぜひご活用ください!

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(東証マネ部!編集部)

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