すべての資産クラスに関する総合的な見解の提供
グローバル・インベストメント・マネージャー調査
提供元:フランクリン・テンプルトン・ジャパン
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本記事は、フランクリン・テンプルトン・インスティテュート発行の「Global Investment Management Survey(2024年6月)」の翻訳版を抜粋・再構成したものです。
フランクリン・テンプルトン・インスティテュートは、毎月「グローバル・インベストメント・マネジャー調査」を実施しています。この調査は、フランクリン・テンプルトンのすべての資産クラス(株式、プライベート・エクイティ、債券、プライベート・デット、不動産、デジタル資産、ヘッジファンド、セカンダリー・プライベート市場)のポートフォリオ・マネージャーを対象としています。
本調査の目的は、お客様にとって最も重要な側面について、包括的なグローバルな視点を提供することです。調査結果はグループ全体の平均を反映していますが、各投資チームは独立性を保ち、独自の見通しを持っています。
この調査は、経済、株式、債券、オルタナティブに関するフランクリン・テンプルトン・グループの総合的な見解を理解する重要な出発点となります。調査結果を通じて、お客様が複雑な市場環境をより深く理解する一助となれば幸いです。
全資産クラスにおいてクオリティを重視
図表1: フランクリン・テンプルトン・グローバル・インベストメント・マネージャー調査に基づく2024年の予想(2024年5月31日時点)
世界的な不況は回避の可能性が高い
●世界の経済成長は、主要地域全体にわたって市場コンセンサス予想に一致する見通し
●米国の2年債利回りは低下し、イールドカーブは正常化に向かう
●インフレ率は引き続き緩和するも、市場コンセンサスより遅いペースとなり、引き続き中央銀行の目標を上回る水準で推移
●米国の失業率は4.0%から4.1%への上昇を予測するも、歴史的な低水準を維持
●2024年の米ドルはほぼ横ばいで推移
年末の米国株(S&P500)は5250を予測
●利益成長率は、市場コンセンサスの10.4%に対し、7.4%の成長を予測
注目ポイント
●米国グロース、米国大型株、日本株、インド株
●注目セクターは、テクノロジー、資本材、ヘルスケア、エネルギー、金融
●注目ファクターは、フリーキャッシュフロー利回り、投下資本利益率、自己資本利益率
リスク
●地政学リスク、予想を下回る企業収益、各国選挙
債券は2024年の金利低下の恩恵を広範囲に受ける
●2年国債利回りは大幅に低下する可能性が高く、10年国債利回りも控えめではあるものの、一段の低下を予測
注目ポイント
●ハイイールド債のデフォルト率が過去平均に向かって引き続き上昇しているため、信用力の高い投資適格債が魅力的
●地方債は、魅力的な非課税利回りにより、高格付の分散投資の選択肢として引き続き有望
リスク
●FRBの政策、地政学リスク、各国選挙
詳細は、レポート『グローバル・インベストメント・マネージャー調査(2024年6月)』をご参照ください。
● 当資料は、フランクリン・テンプルトン(フランクリン・リソーシズ・インクとその傘下の関連会社を含みます。以下「FT」)が作成した説明資料を、フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社が翻訳したものです。
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