無理に合わせる必要はなし!
家族や友人との金銭感覚のズレを感じた経験は?
普段、お金を使うさまざまな場面で家族や友人といった他人との金銭感覚の違いに驚くことがあるだろう。会社員はこれまでに家族や友人などと金銭感覚のズレを感じた経験があるのだろうか。金銭感覚のズレを感じた経験について全国の20~40代の会社員1,177人を対象に調査した。
Q1. 家族や友人などと金銭感覚のズレを感じた経験はありますか?
ある 55.1%
ない 35.1%
わからない/覚えていない 9.8%
家族や友人などと金銭感覚のズレを感じた経験があるか尋ねたところ、全体の半数以上が「ある」と回答した。多くの人が金銭感覚のズレをこれまでに経験したことがあるようだ。
Q2.(Q1で「ある」と回答した人へ)具体的にどのような場面で金銭感覚のズレを感じましたか?(自由回答)
Q1で「ある」と回答した人に、どのような場面で金銭感覚のズレを感じたか尋ねると「食事の際の店選び」「旅行に使う金額」「ブランド品や趣味に使う金額」「移動でタクシーを利用する頻度」といった回答が寄せられた。全体的にお金を気にせず使う人に対して金銭感覚のズレを感じている人が多い印象だ。また「周りに投資をしている人がいない」といった回答もあり、資産形成に対する意識の差から金銭感覚のズレを感じた人もいるようだ。
Q3. お金の使い方で普段から気を付けていることはありますか?(複数回答)
本当に必要なものか考える 58.2%
無駄遣いをしない 48.1%
収支を把握する 29.6%
予算を立てておく 16.8%
その他 0.2%
特にない 11.1%
お金の使い方で普段から気を付けていることがあるか尋ねたところ「本当に必要なものか考える」「無駄遣いをしない」といった回答が多く寄せられた。全体的にお金の使いすぎを防ぐために何かしら対策をしている人が多い印象だ。金銭感覚のズレを感じる要因としては、お金の使い道の違いも関係しているのかもしれない。
金銭感覚は人によって異なるものだが、それと同じく、何に対してお金をかけるかも人それぞれ違ってくるだろう。金銭感覚を他人と合わせようとするのは難しいかもしれないが、相手のことを敬遠したり口出しをしたりするのではなく、人それぞれにお金の使い道があると理解することが大切だといえる。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2025年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,177件