マイナ保険証のメリットって?
マイナ保険証使ってる?
マイナ保険証は、マイナンバーカードに健康保険証の情報を登録することで、健康保険証として使うことができるものだ。マイナ保険証の普及に伴い、紙の保険証の新規発行は2024年12月2日で廃止となったが、会社員はマイナ保険証をどれくらい保有しているのだろうか。マイナ保険証の保有状況とマイナ保険証へのイメージについて全国の20~40代の会社員1,177人を対象に調査した。
Q1. マイナ保険証は持っていますか?
持っている 71.1%
持っていない 23.9%
わからない 5.0%
マイナ保険証の保有率は約7割であり、多くの人がマイナ保険証を持っていることがうかがえる。いずれ従来の健康保険証が利用できなくなることもあり、今後もマイナ保険証の保有率は上昇するだろう。
Q2.(Q1で「ある」と回答した人へ)実際に医療機関でマイナ保険証を利用した経験はありますか?
ある 68.7%
ない 31.3%
マイナ保険証を持っていると回答した人に、実際に医療機関で利用した経験があるか尋ねたところ68.7%の人が「ある」と回答した。登録したものの窓口での利用方法がわからないという人もいるかもしれない。
Q3.(Q1で「ない」と回答した人へ)今後マイナ保険証を保有する予定はありますか?
保有する予定がある 22.8%
保有する予定はない 49.5%
わからない 27.7%
マイナ保険証を持っていない人に今後マイナ保険証を保有する予定があるか尋ねると「保有する予定がある」との回答は22.8%と少なく、「保有する予定はない」との回答が約半数であった。
Q4. マイナ保険証にどのような印象を持ちますか?
マイナ保険証への印象を自由回答で尋ねると「信用できない」「個人情報の漏洩が不安」といった回答が寄せられた。マイナ保険証に対してセキュリティ面で不安を感じている人が多いようだ。また、登録方法がよくわからないという人や、手続きが面倒という理由でマイナ保険証を保有していない人もいるようだ。
マイナ保険証を保有することで、データに基づいたより良い医療が受けられることや、転職や転居などによる健康保険証の切り替えが不要になるなどさまざまなメリットがある。マイナンバーカードを所有していれば、マイナポータルからマイナ保険証の登録が可能だ。またマイナ保険証を保有していない場合でも、「資格確認書」を提示することで引き続き健康保険を利用することができる。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2025年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,177件