へそくりの目的とは?
へそくりはある?
へそくりといえば内緒でお金を貯めておくイメージがあるが、その目的はさまざまだろう。会社員は実際にどれくらいへそくりをしているのだろうか。へそくりの有無とへそくりをする目的について全国の20~40代の会社員1,102人を対象に調査した。
Q1. 現在へそくりはありますか?
1 ある 44.5%
2 ない 55.5%
現在へそくりがあるか尋ねると「ある」と回答した人は全体の半数弱であった。なかにはへそくりをしたいけど資金がないという人もいるだろう。
Q2.(Q1で「ある」と回答した人へ)現在のへそくりの総額はいくらですか?
300万円以上 11.0%
200~300万円未満 16.9%
100~200万円未満 15.1%
50~100万円未満 13.9%
30~50万円未満 9.2%
10~30万円未満 9.6%
5~10万円未満 8.0%
5万円未満 5.9%
わからない/答えたくない 10.4%
Q1でへそくりがあると回答した人に総額を尋ねたところ「200~300万円未満」が16.9%、
「100~200万円未満」が15.1%「50~100万円未満」が13.9%となり、50万円以上のまとまった金額のへそくりをしている人が多いことがうかがえる。夫婦であれば、独身時代からコツコツ貯めてきた貯蓄をへそくりとして保持している人もいるかもしれない。
Q3.(Q1で「ある」と回答した人へ)へそくりをしている目的はなんですか?(複数回答)
将来への備えのため 39.6%
自分の欲しいものを買うため 38.4%
子どもの費用のため 33.7%
生活費に充てるため 26.1%
旅行のため 12.2%
その他 0.6%
特に決まっていない 5.9%
へそくりがある人に目的を尋ねると「将来への備えのため」「自分の欲しいものを買うため」「子どもの費用のため」といった回答が多く寄せられた。今のうちからお金を準備しておくことで、将来の家計をしっかり守ろうとする賢明な人が多いことがうかがえる。また自分の欲しいものを買うためなど、自分の楽しみのためにへそくりしている人も多いようだ。
へそくりがあれば、いざというときの備えとなるため、将来の安心材料にもなるだろう。へそくりをこれからしたい人やへそくりの額を増やしたいという人は、お金の使い方や家計を見直すことで原資ができるかもしれない。へそくりでまとまった資金ができれば、いくらか投資にまわして運用してみるのもおすすめだ。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2025年7月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,102件