プロが語る!資産形成のすゝめ

かぶオプのプロに聞いてみた

投資に“もうひとつの戦略”を

提供元:光世証券

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有価証券オプション(かぶオプ)の概要については、以前の東証マネ部の記事で書かせていただきました。

今回は第2弾として、当社で長年かぶオプを投資家に伝えてきたプロフェッショナル、樋爪さんに、その魅力や活用方法について私・石田がインタビューしました。

石田
光世証券は1997年に個別株オプションが日本に導入されてから現在に至るまで、その魅力を発信し続けてきました。現在は「かぶオプ」として広まってきているようですが、実際に投資家の皆様に浸透してきているのでしょうか?

樋爪さん
そうですね。ここ数年は資産形成や資産運用への関心が高まっており、かぶオプにも注目が集まっています。株式投資において、リスクをコントロールしつつ、より高い運用パフォーマンスを狙える金融商品として認識され始めているのです。単に株を買うだけでなく、「株価が上がっても下がっても戦略が立てられる」という点に魅力を感じていただいていると思います。かぶオプは最初こそ難しそうに見えますが、「株の保険」や「株のクーポン券」とイメージしていただくと、ぐっと理解しやすくなると思います。

石田
「株の保険」「株のクーポン券」といった例えは、たしかにイメージしやすいですね。以前は「取引がしづらい」という声もありましたが、そこは改善されてきていますか?

樋爪さん
はい。以前は流動性が課題でしたが、マーケットメイク銘柄が増えたことで、取引しやすい環境が整いつつあります。これも投資家にとって大きな前進だと思います。

石田
では改めて、かぶオプは具体的にどんな場面で活用できるのでしょうか?

樋爪さん
たとえば、自分が持っている株の値下がりに備えたいときには「プットオプション」を買って保険のように使うことができます。逆に、株を持っていなくても「上がると思う銘柄」に少額で投資したい場合は「コールオプション」を買うことで、効率的に収益を狙えます。

石田
なるほど、株を持っていなくてもチャンスを掴めるんですね。

樋爪さん
そうなんです。中長期で株を保有している投資家が「株を売るつもりはないけれど、追加で収益を得たい」と考えるときにはコールオプションを売る「カバードコール」という戦略も有効なんです。石田さんは、株を買うときにどの様に買いますか?

石田
買いたい値段まで下がるのを待つ「指値買い」が多いですね。

樋爪さん
そのような場面でオプションは活用が出来ます。買いたい株が「ここまで下がったら買いたい」という場合、プットオプションを売る「ターゲットバイイング」が使えます。もし株価がその水準まで下がれば株を取得できるし、下がらなければプレミアム(オプション料)を収益として受け取れます。

石田
これが第三の利益というものですね!とても魅力的です。
最後に、これからかぶオプを始めてみたい投資家の皆様に一言お願いします。

樋爪さん
まずは少額で「買い」から試してみるのがおすすめです。買い手であれば最大損失は支払ったプレミアムに限定されるので、安心してスタートできます。セミナーや解説記事も活用しながら、ぜひ投資の選択肢のひとつとして活用していただきたいですね。
代表的なオプション戦略をご案内します。

・ロングコール:上がると思う銘柄のコールオプションを買う
・ロングプット:下がると思う銘柄のプットオプションを買う
・カバードコール:株を持ちながらコールオプションを売りプレミアムを得る
・ターゲットバイイング:買いたい株のプットオプションを売る
・プロテクティブプット:保有している株の値下がりに備えてプットオプションを買う

(提供元:光世証券)

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