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推しとの思い出を形に残し、すぐに持ち帰れる体験型サービス

DNPの強みを生かした“コトづくり”が「推し活」を盛り上げるキーアイテムに

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「形に残る」&「持ち歩ける」が推し活にマッチ

10年前から始めた“コトづくり”が、結果的に推し活とマッチする形となった。

「『写Goo!』や『sharingbox PRIME』はキャラクターやアイドルなどのIP、企業ロゴなどを背景に差し込むことで、記念撮影という体験を伴った多様な楽しみ方を提供できます。画像データさえあれば何十種類、何百種類もの背景やフレームを設定可能です。推し活を楽しむ方々の希望や願いを叶えやすい点が、満足度につながっているのではないかと感じています」(武田さん)

ソーシャルゲームのイベント「Fate/Grand Order Fes. 2022 ~7th Anniversary~」では、「写Goo!」のブースをゲームの世界観に合わせて装飾し、キャラクターと一緒に撮影できる体験が人気を博したそう。そのほかにも、商業施設のクリスマスなどの季節イベントや、美術展、恐竜展をはじめとする博物館での企画展などにも採用された。

「撮影した写真はデータでも受け取ることができますが、やはりプリントされた写真として手元に残るところが推し活と相性がいいのだと思います。推し活をされている方の多くは、推しのグッズを持ち歩いたり身に付けたりすることを大切にされているので、その点も踏まえて、印刷の方法や用紙などを考えています」(久和野さん)

一般的な写真サイズだけでなく、スマホケースに入れられるサイズや簡単に折って分けられる折り目が付いた用紙も用意されている。フォトキーホルダーにして身に付けられるように、ホルダーとセットで販売するサービスも行っているとのこと。

「集客につながる撮影体験」で多様な企業と連携

「2025年は『推し活EXPO』にも参加しましたが、企業の方々からも『撮影したものがグッズになって、すぐに持って帰れるところがいい』と評価していただきました。撮影サービスが施設やイベントの集客につながる可能性を、感じていただけたのではないかと思います」(久和野さん)

「企業の皆さんも『ちょっと試したいな』と撮影していかれる方が多く、体験を通じて『イベント会場に撮影・プリントできるブースがあるといいよね』というお話をいただいたケースもありました。体験すると感じていただけるのですが、撮影する行為そのものが楽しいんですよね。好きなコンテンツのイベント会場や展覧会、観光地などであればなおさらだと思います」(武田さん)

写真を販売するソリューション「Imaging Mall」も、企業から注目されているという。

「『Imaging Mall』はクラウド型のソリューションなので、画像データさえ準備していただければ稼働できます。ユーザーの方が希望した分だけプリントする仕組みなので、在庫を持たずに提供できる点も強みと考えています」(久和野さん)

一方で、IPを扱うからこその難しさも実感しているという。

「キャラクターなどのIPを扱う際、非常に注意するのは色味です。プリントしてみたら想像していた色味と違ったということがないよう、必ず企業の方に事前にチェックしていただき、調整しています。企業にとっても推している方にとっても大切な部分なので、印刷会社としてしっかり応えていきたいところです」(久和野さん)

著者/ライター
有竹 亮介
音楽にエンタメ、ペット、子育て、ビジネスなど、なんでもこなす雑食ライター。『東証マネ部!』を担当したことでお金や金融に興味が湧き、少しずつ実践しながら学んでいるところ。

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