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推しとの思い出を形に残し、すぐに持ち帰れる体験型サービス

DNPの強みを生かした“コトづくり”が「推し活」を盛り上げるキーアイテムに

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ニーズやトレンドを取り入れ既存事業をブラッシュアップ

DNPフォトイメージングジャパンの強みである写真プリントを活かした取り組みは、見事に推し活のニーズにマッチした。

「展示会やイベントで体験していただく方のなかには、写真を現像したことのない方や数年ぶりにプリントする方もいるのですが、『こんなにキレイに印刷されるんですね』といった声をいただいています。デジタルとは異なる色彩や迫力といったプリントならではの魅力に、改めて気付いていただくきっかけになっているのかなと思います」(久和野さん)

「IPホルダーの方々から、『コンテンツは大量に持っているけど、どう活用したらいいかわからない』というご相談を受けることもあります。写真撮影やプリントという当社の技術を活かした形でお手伝いできることはたくさんあると思いますし、今後も期待に応えられるように取り組んでいきたいです」(武田さん)

これから注力していきたいことは、既存のサービスを活かしながら、さまざまなニーズを満たせるものへとブラッシュアップさせていくこと。

「写真プリントと推し活を掛け合わせたことで、展開していける幅が広がりました。だからこそ、今後は“誰に向けてどのようなものを提供していけばいいのか”という点を考え、細分化させていく必要があると感じています。熱心なファンの方に向けてよりコンテンツを楽しめる工夫をするとともに、ライト層でも気軽に使えるような仕組みや価格を提供していくことも大切だと捉えています。プリントしたものの付加価値を上げられるような用紙やインクの開発も進めていきたいですね」(久和野さん)

「証明写真機の『Ki-Re-i(キレイ)』も当社の主力商品なのですが、『背景色を推しカラーを意識したものに変えられたらいいのではないか』といった話も出てきています。写真のコンパクトさ、コレクション性の高さといった特性を活かしながら、季節性やトレンドなども取り入れて、新たな体験を生み出していきたいと考えています」(武田さん)

既存の技術にあぐらをかかず、より充実した体験を届けていこうとしているDNPフォトイメージングジャパン。貫いてきたその姿勢が、多くの人の笑顔を生み出すサービスにつながっているのだろう。

(取材・文/有竹亮介 撮影/鈴木真弓)

著者/ライター
有竹 亮介
音楽にエンタメ、ペット、子育て、ビジネスなど、なんでもこなす雑食ライター。『東証マネ部!』を担当したことでお金や金融に興味が湧き、少しずつ実践しながら学んでいるところ。

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