新規上場ETF・ETNの横顔

2026年5月27日上場

570A:iシェアーズ 日本国債0-1年 ETF / 571A:iシェアーズ 日本国債1-3年 ETF / 572A:iシェアーズ 日本国債3-7年 ETF / 573A:iシェアーズ 日本国債20年超 ETF

提供元:ブラックロック・ジャパン

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2026年5月27日、資産運用残高、世界No.1の運用会社※のブラックロックが展開するETFブランドiシェアーズ から「iシェアーズ 日本国債0-1年 ETF (銘柄コード:570A) 」、「 iシェアーズ 日本国債1-3年 ETF (銘柄コード:571A)」、「 iシェアーズ 日本国債3-7年 ETF (銘柄コード:572A)」と「iシェアーズ 日本国債20年超 ETF (銘柄コード:573A)」が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

出所:Thinking Ahead Institute, “The world’s largest 500 asset managers” (2025年11月)、2024年12月時点のグローバルの運用資産残高ベース。

基本情報

銘柄名・コード (1) iシェアーズ 日本国債0-1年 ETF (570A)
(2) iシェアーズ 日本国債1-3年 ETF (571A)
(3) iシェアーズ 日本国債3-7年 ETF (572A)
(4) iシェアーズ 日本国債20年超 ETF(573A)
ファンドの特色 (1) この投資信託は、FTSE日本国債0-1年インデックスの動きに高位に連動する投資成果を目指します。
(2) この投資信託は、FTSE日本国債1-3年インデックスの動きに高位に連動する投資成果を目指します。
(3) この投資信託は、FTSE日本国債3-7年インデックスの動きに高位に連動する投資成果を目指します。
(4) この投資信託は、FTSE日本国債20年超セレクト・インデックスの動きに高位に連動する投資成果を目指します。
対象指標 (1) FTSE日本国債0-1年インデックス
(2) FTSE日本国債1-3年インデックス
(3) FTSE日本国債3-7年インデックス
(4) FTSE日本国債20年超セレクト・インデックス
対象指標の概要 (1) FTSE日本国債0-1年インデックスは日本国債の残存期間が1年未満の各銘柄を時価総額にて加重平均した債券インデックスです。
(2) FTSE日本国債1-3年インデックスは日本国債の残存期間が1年以上3年未満の各銘柄を時価総額にて加重平均した債券インデックスです。
(3) FTSE日本国債3-7年インデックスは日本国債の残存期間が3年以上7年未満の各銘柄を時価総額にて加重平均した債券インデックスです。
⑷FTSE日本国債20年超セレクト・インデックスは日本国債の残存期間が20年超の銘柄から20年債指標銘柄(オン・ザ・ラン銘柄)を除外し、各銘柄を時価総額にて加重平均した債券インデックスです。
計算期間 毎年1月12日~4月11日、4月12日~7月11日、7月12日~10月11日、10月12日~翌1月11日
(※最初の計算期間は2026年7月12日から2026年10月11日まで)
分配金支払基準日 毎年1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回)
(※初回決算は 2026年10月11日)
管理会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 年0.077%(税抜0.07%)
上場日 2026年5月27日(予定)

新しいETF組成の思い

金利のある世界」で自国債券に求められる役割と、ポートフォリオにおける視点

日本の債券市場は、長い間強力な金融政策の下、短期から超長期まで、様々な年限の金利が低く抑えられていました。しかし足元では、日銀の金融政策が正常化する中で、年限ごとの金利は、徐々に市場メカニズムに基づいて変動するようになっています。

日本国債の利回り(年限別)

*出所:ブルームバーグ、ブラックロック。期間:1999年12月末から2026年3月末まで。短期金利:無担保コール翌日物。

この変化により、日本国債は、単なる低利回り・低リターンの資産ではなく、年限ごとに、金利の水準や需給といった要因によって投資機会が生まれ、利回り・リターンを狙える資産へと変化しています。

加えて、グローバルに金利水準が高まる中で、投資家のポートフォリオにおける債券の役割は見直されています。例えば、既に日本国債の利回りは大きく上昇していることから、今後は逆に低下する余地、つまり債券価格が上昇する余地も出てきました。

また、日本国債の相対的な魅力度にも変化が見られます。近年の金利上昇により、特に長期ゾーンでは、為替ヘッジ後の米国債利回りと比較しても遜色のない水準となる場面も見られるようになっており、日本国債への投資機会が改めて注目されています。

さらに、これまで圧縮されていたタームプレミアム、すなわちより長期の金利がリスクプレミアムを織り込んで高くなる傾向や、年限ごとに金融政策を織り込んで金利水準に違いが出てきた状況は、「どの年限に投資するか」という選択の重要性を高めています。

以上のように、日本国債は利回り・インカム源としての役割、分散の機能、そして年限ごとに金利見通しを反映する戦略的な投資対象としての位置付けなど、その用途が拡大しています。

こうした環境変化を踏まえて、ブラックロックでは、年限ごとの特徴を明確に捉え、それぞれの投資目的に応じて活用できるツールの提供を目指しました。

iシェアーズは、国内の東証上場債券ETF市場において残高、銘柄ともに有数のプレゼンスを有しており、これまでも新しい投資ニーズに応える商品開発を進めてきました。
近年では、世界初の円社債ETFとなる「iシェアーズ 高格付け日本円社債 ETF」(銘柄コード:515A)の提供を通じて、債券ETFの活用の幅を広げています。

こうした実績と知見を背景に、本シリーズでは今後さらなる需要の広がりが見込まれる債券市場への投資ニーズに対応するため年限別の日本国債ETFを設計しています。
とりわけ短期ゾーンでは、金利上昇に伴い、「円資金の運用」というテーマが重要性を増しています。流動性を確保しながら利回りを得る手段として、その活用余地が広がっています。

また、日本国債は、グローバル投資におけるポートフォリオの中核的な構成要素(ビルディング・ブロック)としての役割も期待されています。他の主要国とは異なる金利サイクルにあることから分散効果を高める資産として再評価されていることに加え、年限ごとに異なる特性を持つ日本国債を使い分けることで、ポートフォリオの構築をより精緻に行うことが可能となります。

日本の金利環境が転換期にある今、単に債券を保有するのではなく、どの年限をどの役割で保有するかが問われています。
こうした新しい投資環境において、本ETFシリーズは、より柔軟な資産配分を可能にするツールとなることを目指しています。

新しいETFの特徴

本シリーズの日本国債ETFは、投資目的に応じて年限を選択できる点が大きな特徴です。これにより、用途に応じた使い分けが可能になります。

■ シンプルかつ透明性の高い投資手段
日本国債への投資には様々な手段がありますが、本ETFは他の代表的な投資手段と比較しても、投資タイミングや流動性、利回りの観点で特徴があります。

※出所:ブラックロック、財務省、2026年3月31日時点。
※1:ETFの決算頻度
※2:ETFの上場時点の売買単位の予定額

■ 年限ごとに異なる役割
本ETFは、短期から長期までの年限ごとに分かれており、それぞれ異なる役割を持っています。
● 短期:資金を置きながら利回りを得たい場合に向いています
● 中期:安定的な収益を目指しながら、金利動向にも対応しやすい年限です
● 長期:相対的に高い利回りに加え、株式市場が下落するような局面では価格上昇も期待されます
このように、目的に応じて使い分けることで、より柔軟な資産運用が可能となります。

■ キャッシュ代替としての活用:iシェアーズ 日本国債0-1年 ETF(570A)
足元では短期金利の上昇により、円資金の運用環境にも変化が生じています。
本シリーズの中でもiシェアーズ 日本国債0-1年 ETF (570A)は、流動性を確保しつつ一定の利回りを追求できることから、
● 余剰資金の一時的な運用
● ポートフォリオの待機資金の活用
といった用途において、キャッシュの代替手段としての活用が期待される投資ツールと言えるでしょう。

まとめ
本シリーズの日本国債ETFは、単なる日本国債へのアクセス手段にとどまらず、年限ごとの役割に応じて使い分けるためのツールとして設計されています。
日本の債券市場が新たな局面を迎える中で、柔軟な資産運用を可能にする選択肢として活用が期待されます。

iシェアーズ日本国債ETFシリーズ

※出所:ブラックロック、2026年3月31日時点。

連動指標のパフォーマンス

出所:FTSE、ブラックロック、2026年3月10日時点。2005年12月末を100として指数化。上記は過去の実績であり、将来に運用成果を保証または示唆するものではありません。

<年次リターン>

出所:FTSE、ブラックロック、2026年3月10日時点。上記は過去の実績であり、将来に運用成果を保証または示唆するものではありません。

投資家の皆さまへ

【参考情報】

● 情報ベンダーコード

(ETFコード)
(1) Quick:570A/T、Bloomberg:570A JT Equity、Refinitive:570A.T
(2) Quick:571A/T、Bloomberg:571A JT Equity、Refinitive:571A.T
(3) Quick:572A/T、Bloomberg:572A JT Equity、Refinitive:572A.T
(4) Quick:573A/T、Bloomberg:573A JT Equity、Refinitive:573A.T

(対象指標)
(1) Quick:-、Bloomberg:CFIIJB1L Index、Refinitive:-
(2) Quick:-、Bloomberg:CFIIJG13 Index、Refinitive:-
(3) Quick:-、Bloomberg:CFIIJG37 Index、Refinitive:-
(4) Quick:-、Bloomberg:CFIIGJ2P Index、Refinitive:-

● 対象指標の算出要領

(1)https://www.lseg.com/content/dam/ftse-russell/en_us/documents/ground-rules/ftse-japanese-government-bond-plus-bill-0-1-year-custom-index-ground-rules.pdf
(2)https://www.lseg.com/content/dam/ftse-russell/en_us/documents/ground-rules/ftse-japanese-government-bond-1-3-years-index-ground-rules.pdf
(3)https://www.lseg.com/content/dam/ftse-russell/en_us/documents/ground-rules/ftse-japanese-government-bond-3-7-years-index-ground-rules.pdf
(4)https://www.lseg.com/content/dam/ftse-russell/en_us/documents/ground-rules/ftse-japanese-government-bond-20-plus-years-select-index-ground-rules.pdf

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