不動産投資、気になるけど不安も多い?
REIT(不動産投資信託)は知ってる?
REIT(不動産投資信託)は、少額から不動産に投資できる金融商品として注目されている。一方で、実際の仕組みについて意識したことがなく、難しそうといった印象を持つ人もいるだろう。会社員はREITをどの程度知っており、実際に投資しているのだろうか。REITに対する認知度や投資経験に関して全国の20~40代の会社員1,147人を対象に調査した。
Q1. REIT(不動産投資信託)を知っていますか?
知っており、内容も理解している 27.8%
名前は聞いたことがある 31.7%
知らない 40.5%
REITの認知度については「知らない」と回答した人が40.5%で、REITの認知度はまだ十分に広がっているとはいえない結果となった。一方で「知っており、内容も理解している」「名前は聞いたことがある」を合わせると59.5%となり、認知している層も一定数いることがうかがえる。
Q2.(Q1で「知っており、内容も理解している」と回答した人へ)REIT(不動産投資信託)を行った経験はありますか?
現在行っている 69.4%
以前行っていたが、今は行っていない 11.8%
行っていない 18.8%
REITの内容を理解している人のうち、約8割の人はREITへの投資経験があり、7割程度が現在も保有していると回答した。
Q3. REIT(不動産投資信託)についてどのような印象を持ちますか?(複数回答)
家賃収入が得られるのが魅力的 54.9%
不動産に気軽に投資ができる 40.8%
初期費用がかかる 28.6%
維持や管理が大変 22.0%
リスクが高い 14.8%
その他 0.3%
特になし 3.6%
REITの印象について「家賃収入が得られるのが魅力的」「不動産に気軽に投資ができる」といった回答が多く寄せられた。安定した収益を期待できる点に魅力を感じる人が多いようだ。一方で「初期費用がかかる」「維持や管理が大変」といった回答もあった。REITは、投資信託の一種で、多くの投資家から集めた資金で、不動産投資の専門家がオフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する金融商品。そのため、実物不動産を保有するのと比べて少額から購入可能で、J-REITの場合は国内の取引所を通じて自由に売買できるのが魅力だが、REITの商品性がうまく伝わっていないのかもしれない。
Q4.(Q2で「行っていない」と回答した人へ)今後、不動産投資をしてみたいと思いますか?
してみたいと思う 43.9%
してみたいと思わない 43.9%
わからない 12.2%
REITを行っていない人に今後の不動産投資の意向を訊くと「してみたいと思う」と「してみたいと思わない」がともに43.9%となり、回答が二極化する結果となった。
NISAの成長投資枠の対象商品にもなっているREIT。国内では約50銘柄ほどが上場しており、銘柄によって特徴や価格が異なる。オフィス型は景気の影響を受けやすく、住宅型は比較的安定しているといった特徴がみられ、他に物流型や、複数に分散する総合型もある。
REITはおおよそ10万円台から購入できる銘柄が多いが、投資方法として個別のREITを購入するだけでなく、複数のREITを組み合わせたREIT ETFを購入するという選択肢もある。REIT ETFであればさらに少額から購入できる銘柄も多くあるため、まずはこうした仕組みや選択肢を理解し、自分に合った投資かどうかを見極めることが大切だ。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2026年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,147件


