いろいろあるぞETF
ETFの種類と選び方
提供元:アセットマネジメントOne
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皆さまはETFにはどれくらいの種類があるかご存知ですか?2016年10月末現在で東京証券取引所には158本のETFが上場されています(JDR、外国籍ETFを除きます)。
東京証券取引所に上場しているETF一覧
ETFの種類って?
この中からETFを選ぶには、まず「どの指標に投資をするか」を決める必要があります。
それには、「資産」、「国(地域)」といった切り口から絞り込んでいくと簡単です。
さらに日本株ETFの場合は、「小売」や「不動産」といった形で業種を絞った業種別指数や、「高配当」や「設備・人材投資」といったテーマを絞ったテーマ別指数を選ぶこともできるので、自分の興味のある分野に絞って投資してもよいでしょう。
こんな変り種指数も
このような指数とは別に、値動きが、連動対象とする指数の2倍となる「レバレッジ型」、指数とは逆方向となる「インバース型」、逆方向に2倍の動きをする「ダブルインバース型」と言われるETFも存在して人気を集めています。それぞれに「日経平均株価」「TOPIX」「JPX日経インデックス400」を対象としたものがあります。
みんなが投資しているETFは?
2016年10月末現在の国内ETFの残高は約18兆円です。
では、様々な指標のうち、どの指標に連動するETFがより活用されているのでしょうか?
まず指標別の残高の割合を見てみましょう。これは、10月末時点で各指標に連動しているETFの「保有」されている割合を示しています。
日本株の代表的な指数に連動するETFが多く保有されていることがわかります。
では日々の売買についてはいかがでしょうか。図4は指標別の1日あたり平均取引額を示しています。これを見ると売買のほとんどがレバレッジ型・ダブルインバース型の指数に連動するETFとなっています。一日の値動きが大きいレバレッジ型・ダブルインバース型は短期的な売買に利用されているのでしょう。
皆さまが投資するETFを選ぶ際に、当記事が少しでも参考になれば幸いです。ご自身で投資するETFを決める際には投資目的および投資リスク等に応じてお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございました。