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東証マザーズを代表する15銘柄に投資する方法【マザーズ・コア】

提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント

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ETFの仕組み

マザーズ・コアとは

マザーズ・コアは、正式名称は東証マザーズCore指数といい、東京証券取引所が選んだマザーズ市場を代表する15銘柄で構成される指数です。時価総額、売買代金、利益および配当状況等を考慮して選定することになっています。

年に1度、10月に構成銘柄の入れ替えがあります。

そもそもマザーズ市場とは

マザーズは東証マザーズとも呼ばれる、東京証券取引所が運営する株式市場の1つです。ベンチャー企業向けの市場です。

マザーズには241社(2017年8月31日現在)が上場しています。

東京証券取引所はマザーズ市場を、東証一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場と位置づけています。

2017年も8月末までに10社が東証一部に市場変更しました。

マザーズ・コア誕生の背景

マザーズ・コアの指数計算が始まったのは、2011年10月7日です。

当時はアベノミクス前で震災もあり、日経平均は10,000円を割り、売買も閑散、日本の株式市場は低迷していました。

特に、新興市場のマザーズは冷え込んでいました。

新しい企業が次々に出てきて成長していくことで経済も成長するため、ベンチャー企業の多いマザーズ市場が低迷している状況を改善したいという思いが、東証と当社にありました。

マザーズ復活のきっかけとなるような指数を作れないかと、一緒に検討をしておりました。

しかし、マザーズは株価が低迷するだけでなく、2006年初頭のライブドアショック以降、マザーズ市場の上場企業で不祥事が多く発生し、信頼も失われていました。

そこで、マザーズ全体よりも東証が選んだ銘柄で構成される指数なら投資しやすいのではと考え、マザーズ・コア指数ができました。

当時は流動性のある銘柄が限られていたこともあり、15銘柄と少ない銘柄数で構成される指数となりました。

マザーズ・コアの構成銘柄

2017年10月末に銘柄入替があります。入替前と入替後の銘柄を併記しています。

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マザーズ・コア指数の軌跡

(注)マザーズ指数、TOPIXは2011年10月7日を1000として指数化。期間は2011年10月7日から2017年8月31日。

当初はパフォーマンスも低迷していましたが、2013年に入るとアベノミクスの影響もあり、指数は上昇基調となりました。2013年の半ばには算出開始から50%以上上昇しました。

しかし、アベノミクス以上にインパクトがあったのが、ミクシィの株価上昇です。ミクシィはSNSサイトが低調で株価も低迷していましたが、2013年9月にリリースしたモンスターストライクのゲームアプリが大成功し、株価が急激に上昇しました。

ミクシィの快進撃は続き、ミクシィの株価はリリース前の10倍以上に上昇し、マザーズ・コアも大きく上昇しました。

ミクシィ以外にも、インフォマート等も大きく上昇し、指数の上昇に貢献しました。

マザーズ・コアの指数の値は、算出開始時と比べ2013年11月に2倍、12月には3倍、2014年8月には4倍となりました。

グラフでは、マザーズ指数とTOPIXについて、マザーズ・コアの計算開始以来のパフォーマンスを比較しています。マザーズ・コアはマザーズ指数やTOPIXを大きく上回るパフォーマンスを上げています。

関連するETF

マザーズ・コアに関連するETFは、マザーズ・コアETF(コード:1563)1本のみが上場しています。

用語解説

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