IPOの登竜門
メルカリはいつ組み入れ?マザーズ市場とは
提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント
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6月19日にメルカリ、7月10日にはシックスパッドで有名なMTGと相次いで注目企業のIPOがありました。いずれもマザーズ市場に上場しました。
7月11日時点でメルカリは時価総額6,000億円超とマザーズ市場で最大、MTGは3,000億円超で2位です。巨大企業のIPOでマザーズ市場も変化が期待されます。
IPOが相次ぐマザーズ市場とは
マザーズは東京証券取引所が運営する新興企業向けの市場です。東証一部へのステップアップを目指す成長企業が上場する市場です。IPOが多く、近年は上場企業数が増加しています。2018年7月10日時点で、マザーズには260社の企業が上場しています。
現在のマザーズを代表する会社は、メルカリやMTGの他にミクシィ、サイバーダイン、そーせい、PKSHA Technology、ユーザベースなどです。
また、マザーズに上場する新興企業は、成長し東証一部に出世していく企業も多数あります。スタートトゥデイ、エムスリー、サイバーエージェントといった東証一部を代表する企業や数多くの有名企業もマザーズ出身です。
マザーズの動きがわかる東証マザーズ指数
マザーズには多数の会社が上場していますが、市場全体の動きを把握するには東証マザーズ指数の動きを見るのが効果的です。東証一部全体の動きを説明する際に、日経平均やTOPIXが使われるのと同様です。
なお、IPO銘柄は上場日の翌月末に指数に入るため、メルカリは2018年7月末、MTGは同8月末に指数に組み込まれます。
東証マザーズ指数の過去5年間の動きは下図のとおりです。
上げ下げを繰り返しながらも右肩上がりに上昇してきましたが、2018年1月末をピークに下落しています。今後、下落局面が続くのか、反転し上昇するのか見極めが難しい状況です。
マザーズ全体に投資ができる東証マザーズETF
東証マザーズ指数へ投資ができるETFはこれまでありませんでしたが、2018年2月1日に東証マザーズETF(証券コード2516)が上場しました。
上場から5ヶ月で運用資産は6倍に増え、取引所での売買も活発に行われています。
(提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント)
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