寄稿記事

「ETF・ETN銘柄検索」を使って

お気に入りのETFを見つけよう!

提供元:みんかぶ編集部

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■近年、ETF市場が拡大している

ETFは、日本では1995年に初めて上場した比較的新しい金融商品だが、近年は日銀のETF買い入れなどが報道されることも多く、認知も広がっている。また実際に機関投資家から個人投資家まで売買の裾野が広がっているようだ。

下の図を見て欲しい。

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この図は、2017年3月27日の売買代金15位までのランキングなのだが、1位と12位にETFが入っている。
1位  NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信
12位  NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信

もちろん、この日は日経平均が276円94銭安(終値18,985円59銭)と比較的大きく下げた事により、ETFの売買代金が押し上げられた面はある。しかしながら、ETFが多くの投資家に取引されていていることを十分示していると言えるだろう。

そこで今回は、みんかぶ編集部が今市場が拡大しているETFについて、銘柄数や対象指標を紹介するとともに、「ETF・ETN銘柄検索」という便利なツールを紹介する。

■ETFは何銘柄あって、対象はどんな指数があるのか

売買代金ランキング上位の2銘柄は、レバレッジ型・インバース型というもので、日経平均など指数の上げ下げを短期的に狙う取引が主体の商品だ。ともに対象指数の日々の値動きの2倍の動きとなる商品であり、長期では指数の値動きの2倍となる訳ではない点には注意が必要だ。

ただこのような銘柄は一部で、日本株、外国株、外国債券、REIT、商品などを対象指標とするものが多数あり、合計206銘柄が上場している(2017年3月27日現在)。

具体的な銘柄にも少し触れておこう。
日本株では「日経平均株価」「TOPIX」などの代表的かつお馴染みの指数から、業種別(建設、自動車、小売、銀行、他)やテーマ別(高配当、他)がある。
外国株では、米国の「NYダウ」「NASDAQ」、英国の「FTSE100」、中国「ハンセン」、複数国が含まれる様々な指数を出している「MSCI」などがある。
商品は、「金」「白金」「銀」「原油」など。

「日経平均株価」や「NYダウ」などの銘柄は、主要先進国の代表的かつお馴染みの指数を対象とするので、分散投資+値動きの分かりやすさから初心者にもお勧めだ。

その他にETNが24銘柄ある(同じく2017年3月27日現在)。合計230銘柄。
正直、みんかぶ編集部もこんなに多いとは知らなかった。。どれをどう選ぶのか悩んでしまう方も多いのではないだろうか。

■ETFを見つける頼もしい味方が登場!

2017年3月31日、東証マネ部!に「ETF・ETN銘柄検索」というツールがリリースされた。このツールを使うと、種類やタイプから、条件を絞り込んで、ETFを検索できる。さらに複数の並び替えが可能なので、200を超えるETFから自分のニーズに合ったお気に入りのETFを見つけることができそうだ。頼もしい味方が登場したと言えるだろう。
みんかぶ編集部もツールを使って、ETFを検索して(選んで)みた。
その方法と結果を2つここで紹介する。

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■東証ETF・ETN銘柄検索ツール 検索その①

カテゴリーから探す!
ヘッダーの「ETF銘柄検索」からページ(上図参照)に遷移すると、カテゴリー毎のリターン(収益率)とリスク(価格変動率)がマッピングされている(ここでは期間5年を表示)。
そこから日本株ETFをクリックしてETFを検索する(赤矢印のCLICK①)。

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日本株ETFをクリックすると、検索結果として該当件数86件が銘柄コード順に表示された。まだお気に入りを見つけるには多いので、ここから選択条件で商品タイプを選択する。「選択条件を見る」をクリックした(上図の上)。
遷移したページで、今回は、商品タイプ「日経平均」を選択した(上図の中)。
さらに「条件を絞り込む」をクリックし、遷移したページで「最低買付金額」「20000円未満」、ファンド保有に掛かるコストである「運用コスト(信託報酬)」「0.5%未満」と条件を入力し、「検索結果を見る」をクリックした。

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7件(7銘柄)まで絞り込めたので、「銘柄コード順」から「純資産総額が多い順」に並び替えた。これは投信でもそうだが、純資産総額が多いものは、一般的に多くの方に選ばれていて安定的に運用されていると言われている。
並び替えも行い、みんかぶ編集部の検索その①の結果は、上図となった(画面上2銘柄だがスクロールすると7銘柄すべて見れる)。ここまで絞り込めれば、あとは詳細をチェックするだけ。一番上に表示された銘柄を見てみよう。

詳細をクリックすると、当該銘柄の詳細ページが表れる。

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検索結果に表示される銘柄の詳細をクリックすると、当該銘柄の詳細ページ(上図)が表れる。ここには前営業日の基準価額や売買代金、チャート、分配金額、市場価格と基準価額の乖離率、ファンドの特色や指数の概要などなど、充実した情報が掲載されている。

検索結果が出てきた銘柄もすぐ購入とはいかないこともあるかもしれない。そのような場合、気になった銘柄を「お気に入り登録」しておこう。銘柄詳細ページ右上の「お気に入り登録ボタン」をクリックすれば「お気に入り銘柄一覧」に掲載され、一覧化することができる。みんかぶ編集部のお気に入り銘柄一覧は下図の様になった。

ここでしばらくチェックしてから、購入するか見送るか判断しても良いだろう。

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ETFの種類から探す!
次に、一旦随分上の画像に戻るが、ETFの種類から探すをクリックしてETFを検索しよう(青矢印のCLICK➁)。

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ETFの種類から探すをクリックすると、種類とタイプを選ぶページに遷移する。そこで今回は商品タイプを「複数国・地域」を選択した(上図の上)。
今度はここで13件が該当したが、ここからさらに条件を絞り込む(上図の中)。
最後に「運用コスト(信託報酬)」「0.5%未満」「乖離率(市場価格と基準価格)」「-0.5%以上」~「0.5%未満」と条件を入力し、「検索結果を見る」をクリックした。

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4件(4銘柄)まで絞り込めたので、①と同様に「純資産総額が多い順」で並び替えた結果、みんかぶ編集部の検索その➁の結果は上図となった(画面上2銘柄だがスクロールすると4銘柄すべて見れる)。

さらに詳細をクリックすると、当該銘柄の詳細ページが表れること、お気に入り登録できることは前述の通りだ。

検索その①、その➁で紹介した様に、東証マネ部!にある「ETF・ETN銘柄検索」を使えば、数あるETFの中から、種類や条件を絞り込んで、自分のニーズに合致したETFを見つけることができる。

運用を本気で考えるなら、使ってみるべきだろう。

■あらためてETF(上場投信)の特徴を確認

最後に、あらためてETFの特徴を確認しておこうと思う。
①分散投資
ETFは、たくさんの銘柄があり、国内外の様々な市場・商品への分散投資が可能。
➁保有コスト(信託報酬)
信託報酬が低いので、中長期保有のコストに差が出る。
③リアルタイムで売買可能
上場しているので、株同様、立会時間中はいつでもリアルタイムで売買できる。
④少額から購入可能
売買単位が1口の銘柄も多く、1万円前後の資金から購入が可能。

やはりETF市場が伸びているのは、それだけユーザー(投資家)メリットがあるからなのでしょう。今回リリースされた「ETF・ETN銘柄検索」を使って、ぜひお気に入りのETFを探してみてはどうだろうか。
お気に入りのETFが見つかれば、より良い投資に繋がるのでは。

(みんかぶ編集部)