はじめての投資信託-投資信託の選び方・買い方の基礎知識(前編)

提供元:たあんと

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投資信託(ファンド)を購入するには何から始めればいいのだろう。投資信託はどうやって選ぶの? どんなコストがかかる? 投資信託の選び方から買い方まで、踏まえるべき4つのステップをチェック!

投資信託の買い方 4つのステップ

ステップ1 自分に合った投資信託の種類を選ぼう

ステップ2 投資信託の運用実績、コストなどをチェック

ステップ3 投資信託の買い方をチェック

ステップ4 購入を申し込んだあと、いくらで投資信託が買えたかを確認する

ステップ1 自分に合った投資信託の種類を選ぼう

<投資目的や自分のライフプランで、最適な投資信託も違う>

ひと口に投資信託といっても、投資対象の資産によって、債券型や株式型、バランス型などさまざまな種類に分かれる。それぞれリスクの度合いなども違ってくるため、投資の目的を踏まえ、自分のライフプランに合ったものを選ぶことがポイント。国内と海外、債券と株式など複数の種類を組み合わせて購入するか、それが大変であればバランス型の利用がおススメ。

<投資信託の種類>

A  国内債券型
国内の債券に投資。安全性の高い債券に投資するものなら、リスク、リターンとも小さい

B  外国債券型
海外の債券に投資。安全性の高い債券、安全性は低いが利回りが高めの債券など、タイプはさまざま

C  国内株式型
国内の株式に投資。大企業中心に投資するタイプや中小型株に絞ったタイプなどさまざま

D  外国株式型
海外の株式に投資。先進国、特定エリアや特定の国、新興国に投資するものなど多くのタイプあり

E  バランス型
国内外の株式や債券、リートなど、複数の資産に投資するタイプ。1本で幅広く分散投資できるのが魅力

F  その他
金や原油といった商品に投資するタイプ、不動産に投資するタイプなどがある。資産の一部に抑えたい

ステップ2 投資信託の運用実績、コストなどをチェック

<運用実績を運用会社や販売会社のHPでチェック>

投資信託の価格は株式のように市場が開いている間、刻々と時価で動くわけではない。価格は基準価額と呼ばれ、1日に1回公表される。運用が順調にいけば、基準価額も上がっていく。これを運用実績といい、長期で見て上昇しているものを選ぶといいだろう。なお、投資信託には以下のような手数料がかかる。これらも事前にチェックしよう。

<コストもチェック!>

購入時手数料
購入時に支払う手数料で、投資信託によって購入額の0%~3.24%程度、同じファンドでも販売会社によって異なる場合がある

運用管理費用(信託報酬)
運用や資金の管理などを任せる費用として支払うもの。料率は投資信託により異なり、託した資産の 0.2%~2%程度。毎日、日割りで差し引かれる

信託財産留保額
運用期間中に解約する場合、ほかの保有者に損が生じないよう負担するもの。解約額の0.1~0.3%程度だが、ゼロの投資信託も多い

 

ステップ3・4は後編で詳しく取り上げます。

(たあんと編集部)

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