ゆるキャラ“ファンファン”が語る、これで分かった!投資信託① 投資信託のしくみ
提供元:たあんと
皆さん、投資って何かとっつきにくいし、自分からは遠い存在と思っていませんか?いきなり株式投資から始めるのではなく、投資信託(ファンド)から始めれば、実はとっても身近です。投資信託のゆるキャラ、ファンファンが皆さんにわかりやすく解説します!
「投資信託」ってこういうものです。ファンファンがやってきた!
- このあいだ友達に「投資信託のこと知ってる?」って聞かれて、「もちろん!」と答えたんだけど、実はよくわからなくて。
- うーん。簡単に言えば、企業の成長のために自分のお金を出し、利益の一部を受け取るってこと。
- そうか、じゃあ、僕みたいに将来、有望なところを選ばないとね。
- 例えば、私がパン屋さんを開いて、もっとお店を大きくしたいと思ったとき、お金、貸してくれる?
- 貸してもいいけど、利子をたくさんつけて返してほしいな。
- 貸すんじゃなくて、出資という方法もあるの。パン屋さんが発行する株式を買うと出資したことになり、パン屋さんが儲かれば、株主の権利として、利益の一部を配当金として受け取れる。
- 儲かったら、配当金もたくさんもらえる?
- 普通はそう。だから、利率を決めてお金を貸すよりも、出資のほうがお金がふえる可能性もあるのよ。
- パン屋、頑張れ!
- パン屋さんの経営がうまくいって、確実に利子や高い配当金がもらえたりするなら、その権利を欲しいと思う人も出てくるわよね。債券や株式を売ったり買ったりすることで、その権利も売買できるということなの。
- お金を貸すのと出資と、どっちにしようかなあ。
- でも、パン屋さんの経営がうまくいかないと、配当金はもらえないし、貸したお金も返ってこないかも。どちらもパン屋さんへの投資だから、リスクがあるわけね。
- それならパン屋はやめて、おにぎり屋にしようかな。
- 両方にお金を貸すか、出資しちゃえば? 複数の企業に投資すれば、リスクを減らすことができるから。どこかの経営がうまくいかなくても、別のところが儲かっているかもしれないでしょ。
- なるほど。でもお金、こんだけしかない~。
- ジャーン! そこで、ファンファンこと投資信託の登場ってわけ。みんなから集めたお金で、いろいろな株式や債券を買う仕組みよ。
- いくらぐらいから頼める? 高いのかなあ?
- 一人あたりは1万円くらいからOK。たくさんの人からお金を集めるからね。利益が出たら、それぞれの人が出したお金の分に応じて、分配金を渡す場合もあるし、中に入っている株式や債券などの価格変動で、投資信託そのものの値段も変わるんだ。
- そうなんだ。投資信託の中身がどんな株式や債券かは、知っておきたいなあ。
- 大丈夫。ボクの親戚にはいろんなタイプがあって選べるから。