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日経平均株価とTOPIXの違いわかります?

投資の羅針盤!「指数(インデックス)」を図解

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インデックス投資を始めるにあたり、どんなインデックスファンドを選ぶべきか? その最も基本となるのが、そのファンドがどんな「指数(インデックス)」を採用しているかだ。

現在、世界には膨大な数の指数があるとされており、「日経平均株価」や「TOPIX」といった株価指数のほかにも、債券、不動産(リート)、商品(コモディティ)などの市場の動向を示す指数もある。

では、そもそも指数とは何か。今回は、日本経済の状態を示す最もポピュラーな株価指数である、「日経平均株価」と「TOPIX」を例に、指数の基本を解説しよう。

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インデックスファンドとは、特定の指数と同じ値動きをするように設計された投資信託のこと(投資信託の基本を知るにはこちらの記事をチェック!)。株式投資が特定の銘柄(企業)への投資であるのに対して、例えば「TOPIXに連動する」インデックスファンドの場合は、東証一部上場の全銘柄(約2000社)に分散投資している効果が得られる。

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日本経済の動向を示す代表的な“ものさし”である「日経平均株価」と「TOPIX」だが、その違いとはなんだろう?

日経平均株価は、「株価」が算出の対象であるのに対して、TOPIXは「株価」と「発行済株式数」を掛け合わせた「時価総額」を数値化したもの。また、TOPIXが東証一部上場の全銘柄から算出されるのに対して、日経平均株価は約2000銘柄から選ばれた225銘柄となっている。

こうした違いから、日経平均は225銘柄の中でも値嵩(がさ)株が指数に及ぼす影響が大きく、TOPIXは大型株の影響が大きい指数といえる。

現在TOPIXは約1700ポイント(2018年3月1日時点)となっており、約50年を経て東証一部全体の時価総額は増資や新規上場による影響を除いても17倍もの規模に成長した。

インデックス投資とは、その市場全体の成長に投資するということ。経済環境の動きが激しい今の時代、特定銘柄の長期的な成長を予測するのは難しい。そこで、「どの銘柄が成長するかはわからないけど、長期的に市場そのものは成長するだろう」と考えることができるのがインデックス投資の魅力なのだ。

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