プロが語る!資産形成のすゝめ

“ハイブリッドな!”資産運用とは?

提供元:三菱UFJ信託銀行

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失われた30年…?

今から10年ほど前に世界的金融危機…世に言う”リーマンショック”が起きた。
当時、世界の株価はそれ以前の半分ほどになったことは、皆さんの記憶にも新しいことだろう。あれから10年。米国を中心に世界の国々は各国中央銀行&政府が全力でその危機から立ち直ろうと懸命にあらゆる手を尽くした。金利を極限まで引き下げる等の金融政策、政府の資金を使って何とか景気回復させようとする財政政策がそれだ。その結果、今や世界の株価はたいていの国々で”史上最高値”圏にある=人類史上今が一番値段が高くなっている。筆頭が米国だ。悲しいかな…我が国日本は、史上最高値(1989年)の約半分程度だ。

このように、1990年代のバブル経済崩壊、2000年代初頭はITバブルに踊り、2008年にはリーマンショックの憂き目に会い、そして今、世界は景気拡大の真最中(あるいは終盤?)にある。かくも浮き沈みの激しい30年間だったことか…。
そして今…足下では米中貿易戦争、トルコの情勢不安などきな臭い話が山積している。

このように将来不安がある中でも私たちは資産運用を実践していかないと、金利が極端に低いこの国(日本)では資産が増えないことは容易に解る。
こうなってくると、毎年毎年、どの資産が一番好調な運用成績を残すかを見極め探し当てることが肝要になってくる。しかし、それは不可能だ。プロの機関投資家、ファンドマネージャーでもほとんど無理に近い。

分散投資のススメ

では何とか巧く切り抜ける方法はあるのか?しかもどんなことが起きても右往左往することなく、安心感を持って運用していく方法…それが「長期」に渡る「分散投資」だ。分散と言うからには株式だけ、債券だけというわけにはいかない。同じ資産だけを持っていると好調な時はそれはそれで良いかもしれないが、裏目に出た時が何とも恐い。リーマンショック時に立ち直れなくなったという人もいるようだ。これだと困る。

株式、債券をほど良い割合で保有する。国内だけでなく海外のものも取り入れる。ここまでは基本形でこれでも十分分散機能が働くが、さらに分散機能を高めて運用に対する安心感を高めるには、更に種類の違う資産を組み入れていく。近年ではプロの年金運用等もこの手法を取り入れることがむしろ主流だ。日本や米国等の先進国だけでなくインド等の新興国の株式・債券等も組み込んでいく。不動産に投資するREIT(不動産投資信託)も重要な投資対象資産だ。

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一歩先行く分散投資を始めよう

これでも足りない!と欲張りな?いやいや”ハイブリッドな!”分散を目指す方には、コモディティ(商品)などに投資をするのも有望だ。コモディティの中でも代表的な資産が金への投資だ。リーマンショックの時にはツルベ落としのように暴落していく株価とは対照的に値段(価格)が上昇したのが金だ。リーマンショックが起きる前に資産の一部を金に替えておけば…。という声もよく耳にした。所謂、”有事の金”と言うのがこれにあたる。金は昨今では、米ドルの対極にある通貨としての側面も大いにある。

現在、米国は金利の引き上げを敢行しており、それに連れて米ドルが他通貨に対して強含む場面が多々ある。金は米ドルの対極であるが故に、現在は値段が安く軟調な展開だ。金ETF(金の果実)なら、貴金属現物投資と同様の経済効果が得られることに加え、株式と同じように証券会社で手軽に売買できる。金投資を始めるハードルが比較的低いといえよう。

“ハイブリッドな!”分散投資に向けて、”今こそ!”株式・債券等以外の資産への分散投資を考えるチャンスではないでしょうか???

(提供元:三菱UFJ信託銀行)