動画でわかる資産形成
ふんわり動画でやさしく『資産形成』をご紹介します。「ETFって何?」という方も是非一度ご覧ください!
手軽に不動産投資ができる!
“投資”という言葉でイメージするモノは、株式投資に次いで不動産投資が多いのではないだろうか。賃貸収入を得たり、売買することで利益を上げるが、実際に始めるには元手がかかる。そんな不動産投資にハードルを感じたら目を向けたいのが、株式投資と同じ方法で不動産投資ができる「REIT」だ。その仕組みと魅力を紹介しよう。
不動産投資は、資産的価値を所有したり、ゆくゆくは自分の居住場所にできるなど、金融商品とは異なる特別な価値がある。しかし、当然ながら実物の不動産に投資するのは、資金手当の問題のほか、専門知識も必須となり、ハードルが高いのは否めない。
その反面、J-REITは株式投資と同じ方法で、不動産に投資が行える。もちろん、上述のような特別な価値を有することはできないが、①少額で行えること、 ②一般の不動産とは異なり、分散投資ができること、③流動性が高くいつでも売買可能であることが魅力。また、個人では到底行えない、大規模商業施設やオフィスビルなどへの投資も行うことができるのもポイントだ。
しかし、ここで不動産ビジネスを行う企業への投資と何が違うのか、と疑問に思うかもしれない。次にその疑問に答えていこう。
J-REITは、「単一用途特化型」と「複数用途型」の2つに分けられる。 投資対象は全部で6種類あり、そのうち1種類にだけ投資するものを「単一用途特価型」、2種類以上に投資するものを「複数用途型」と呼ぶ。
「単一用途特化型」のオフィスビルや商業施設、ホテル、ヘルスケア施設などは、景気やその時々の景況に左右されやすい。一方、地域が分散されていたり賃貸借契約が長い傾向にある住居や、需要の高まりと、テナントと中長期の固定賃料契約を締結することが一般的な物流施設は、比較的収益が安定する傾向にある。
基本的に、「単一用途特化型」は「複数用途型」と比較してシンプルなうえ、景気動向に左右されやすい銘柄は好景気に乗れば大きなリターンを産むこともある。これに対して「複数用途型」は、「オフィスと住居」「商業施設、オフィス、住居」などの組み合わせによる運用のため、分散投資に近い意味合いがある。
また「どのJ-REIT銘柄を買えば良いかわからない」や「複数種類の不動産に分散して投資したい」といった場合は、東証REIT指数(東証に上場するREIT全銘柄の動向を表す指数)に連動するETFに投資をすることで、上場するJ-REITすべてに投資をするのと同じ効果を得ることができる。(詳しくはこちら)
「不動産投資には興味があるが、実物に投資ができるほどの資金がない」、あるいは「オフィスビルや物流施設などの企業単位でしか到底不可能な物件にも投資をしてみたい」という方は、J-REITを一度検討してみてはいかがだろうか。
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