インフォグラフィック 新社会人に贈る「マネー知識」

労働への見返り、セーフティネット、将来設計…

給与明細の見方、3つのポイント

TAGS.

給料日に会社から渡される「給与明細」。社会人なら誰しも、封を開ける瞬間に喜びを感じるもの。しかし、実際に支給された額を見て、意外に少ないと不満を覚える人もいるのでは? ただ、ちょっと待ってほしい。そこには稼いだ金額以上に大切な情報が詰まっている。自分の将来についても考えられる“給与明細の見方”について、3つの観点で説明しよう。

ig39_a

裁量労働制や成果に応じた給与支給が多くなっているものの、ほとんどの会社員の場合、勤務日数や勤務時間に応じて給与は支給される。残業や休日出勤に代表される「超過勤務」、「遅刻日数」「早退日数」は基本給やその時間に応じて算出される。

近年は会社に設置してある入館カードや社内のPCと連動した自動での勤怠記録を利用して、反映する場合もあり、これを最終的に人がチェックすることが多い。そのため、記録に誤りが生じることもある。「給与明細の内容は正しいもの」と思いがちだが、しっかりと自分の勤務実態の振り返りとともに、正誤確認をしておきたい。

ig39_b%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc
ig39_c
ig39_d

「控除」は、給与からの天引きになるため、ネガティブなイメージに捉えられることが多い。しかし、「社会保険」は現在、未来の社会的なセーフティネット、「税金」は国や地方自治体など公的サービスの財源となることを理解しておこう。

また、「その他」の項目は企業によって大きな違いがあるが、「財形貯蓄」や「確定拠出年金」などで、将来設計を考え、実行する機会を与えてくれる。とくに、自分で毎月お金をやりくりして貯金や投資を行うことにハードルを感じているなら、給与天引きを利用してそれらを行うのもひとつの手と言えるだろう。

ig39_e

"※必須" indicates required fields

設問1※必須
現在、株式等(投信、ETF、REIT等も含む)に投資経験はありますか?
設問2※必須
この記事は参考になりましたか?
記事のご感想や今後読みたい記事のご要望などをお寄せください。
(200文字以内)

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.

その他のコンテンツも見る

みんなが見ている記事から探す

注目キーワード