新規上場ETF・ETNの横顔

2019年6月25日上場

2530:MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信

提供元:三菱UFJ国際投信

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2019年6月25日に【MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信】(銘柄コード:2530)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信(2530)
ファンドの特色 円換算した対象指数「SSE 180 インデックス」との連動を目指すETFです。
対象指標 SSE 180 インデックス
対象指標の概要 SSE 180 インデックスとは、上海証券取引所に上場するA株(人民元建て株式)のうち、時価総額および流動性の高い180銘柄で構成される時価総額加重平均型株価指数です。

◆2002年6月28日を基準日とし、その日の指数値を3299.06として計算されています。
◆SSE 180 インデックス(円換算ベース)は、SSE 180 インデックス(人民元ベース)をもとに、三菱UFJ国際投信株式会社が計算*したものです。

*原則として、わが国における計算日の午前10時の対顧客電信売買相場の仲値により円換算。

計算期間 毎年6月9日~12月8日、12月9日~6月8日
(※最初の計算期間は2019年6月10日(当初設定日)から2019年12月8日(初回決算日)まで)
分配金支払基準日 毎年6月8日、12月8日(年2回)
管理会社 三菱UFJ国際投信株式会社
信託受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社
売買単位 1口単位
信託報酬 ■当該ファンド:
日々の純資産総額に対して、年率0.1944%(税抜 年率0.18%)以内をかけた額
※消費税率が10%となった場合は、年率0.198%(税抜 年率0.18%)以内となります。
■投資対象とするETF:
投資対象ETFの純資産総額に対して年率0.6%
■実質的な負担:
当該ファンドの純資産総額に対して年率0.7944%程度(税抜 年率0.78%程度)
※消費税率が10%となった場合は、年率0.798%程度(税抜 年率0.78%程度)となります。
※投資対象とするETFの信託(管理)報酬率を合わせた実質的な信託報酬率です。
※上記料率は今後変更となる場合があります。
上場日 2019年6月25日(予定)

新しいETF組成の思い

世界のGDPランキング、ご存知ですか?
2018年末時点、1位米国、2位中国、3位日本・・・となっています。

近年、中国の経済規模の拡大や、爆買いにみられる中国人観光客の消費意欲の高さなどに驚かれる方も多いと思いますが、2006年末時点では日本がGDP2位でしたので、ここ約10年の間の中国の急成長は実際目を見張るものがあります。

あくまで予想ですが、2050年ごろには米国を抜いてGDP世界1位になると考えている人もいるようです。

図1 名目GDP 世界トップ3の推移

(出所)IMF(国際通貨基金)「IMF World Economic Outlook」(2019年4月)のデータを基に三菱UFJ国際投信作成 (期間)2006年、2012年、2018年、2024年(2024年はIMFによる予測) ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
(出所)IMF(国際通貨基金)「IMF World Economic Outlook」(2019年4月)のデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(期間)2006年、2012年、2018年、2024年(2024年はIMFによる予測)
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。

そんな中国ですが、他の先進国と異なり資本取引規制が厳しく、日本から中国、中国から日本への投資に対するハードルが設けられていることから、世界のGDP(国内総生産)ランキングが2位と3位の経済規模であるにもかかわらず、日中両国間の投資が活発ではないとされています。

実際、日本において中国を投資対象とする金融商品は既にいくつかありますが、中国にはそれぞれ固有の投資制限がある複数の証券市場があり、日本の個人投資家が投資できる銘柄も一部に限られています。

そこで、弊社はより手軽に上海証券取引所に上場する中国A株(人民元建て)に投資をできる機会を提供したいと考え、日中ETF相互上場プロジェクト*に参画、本プロジェクトにおいて日本で初となる中国株ETF「MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信(2530)」を上場することとしました。

本ETFを活用することで、中国の上海証券取引所に上場するA株のうち、時価総額および流動性の高い企業、すなわち、中国の主たる企業180社に投資することが可能となります。

*日中ETF相互上場プロジェクトに関しては、「久方ぶりの中国株の堅調」の記事をご覧下さい。

新しいETFの特徴

2019年6月25日に東京証券取引所に上場する本ETFは、「SSE 180 インデックス(円換算ベース)」の値動きに連動する投資成果をめざします。

連動する指数の特徴

SSE 180 インデックスとは、上海証券取引所に上場するA株(人民元建て株式)のうち、時価総額および流動性の高い180銘柄で構成される時価総額加重平均型株価指数です。

連動指標のパフォーマンス

【SSE 180 インデックス(円換算ベース)の推移】
(2008年12月30日~2019年4月26日)

(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成


【SSE 180 インデックス(円換算ベース)の暦年別騰落率】
(2008年12月30日~2019年4月26日)

※暦年別騰落率の2019年は4月26日までのデータ (出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
※暦年別騰落率の2019年は4月26日までのデータ
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成

 

連動指標の主要構成銘柄

【SSE 180 インデックスの上位10銘柄と業種別構成比率】
(基準日:2019年4月30日現在)

(出所)中証指数有限公司、Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成 ・上記は指数を使用しており、ファンドの運用実績を示すものではありません。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。 ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
(出所)中証指数有限公司、Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成
・上記は指数を使用しており、ファンドの運用実績を示すものではありません。指数については【本資料で使用している指数について】をご覧ください。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。


【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2530/T、Bloomberg:2530 JT Equity、Refinitiv:2530.T

(対象指標)
Quick:2530、Bloomberg:2530 Index、Refinitiv:2530

● 対象指標の算出要領
Methodology of SSE 180 Index

【本資料で使用している指数について】
【SSE 180 インデックス】
SSE 180 インデックスとは、上海証券取引所に上場するA株のうち、時価総額および流動性の高い180銘柄で構成される時価総額加重平均型株価指数です。

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
【「SSE 180 インデックス」の著作権等について】
SSE 180 インデックスのすべての権利は、上海証券取引所に帰属します。
上海証券取引所またはChina Securities Index Company(以下、「CSI」といいます。)のいずれも、インデックスに関連するデータの正確性または完全性に関して、明示的または黙示的を問わず、いかなる保証も行いません。
上海証券取引所またはCSIのいずれも、過失の有無にかかわらず、SSE 180 インデックスにおけるいかなる誤りについて、いかなる者に対しても通知する責任を負いません。
また、ファンドが上海証券取引所やCSIによって後援、承認、販売、宣伝されることは一切ありません。
用語解説

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