芸能人の投資哲学インタビュー

ももいろクロ−バーZ×お金

金銭感覚や使い方・節約のルール、投資のことまで、ももクロに「お金」について聞いてみた[前編]

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アイドルグループ「ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)」。10代で始動した彼女たちも、もうすぐ全員が20代半ばに差し掛かろうとしています。学生時代からの活動を含めると、社会人として10年選手になるももクロに、今回聞いてみたのは「お金」のこと。

金銭感覚や使い方、さらには投資への興味について。お金のにおいがしない4人に、あえてストレートなお金の質問をぶつけてみたら、意外なほど堅実な一面が見えてきました。

仕事に責任を持てるように、お金は自分で管理

―― みなさん、給料は自分で管理されているんですか?

高城れに:私は自分で管理してます。

玉井詩織:私も、基本的には自分で。

百田夏菜子:私も自分です。

佐々木彩夏:私は…ママですね。

―― 佐々木さんだけがお母さん。必要になった時だけもらう形ですか?

佐々木:そうです。ママに「旅行に行くからお金ちょうだい」って。だから、ママが私の銀行って感じです。ただ、クレジットカードは持っているので、自由に自分のお金を使える状態ではあります。

でも、給与明細も見ないし、自分で管理しようって思ったことはないですね。小学生くらいから芸能活動をしていて、それが当たり前になっちゃっているので。今さら「自分で管理させて」って言うのが、なんとなく恥ずかしいのもあるのかな。

―― 高城さん、玉井さん、百田さんも、学生の時は親御さんの管理だったと思うのですが、いつからご自身でやるようになりましたか?

高城:私は徐々に。20歳になってからは、親からちゃんと明細を見せてもらうようになりました。それまでも教えてくれてはいたんですけど、関心がなくて。でも、成人した時に、仕事に対してもっと責任や自覚を持てるようにという意味でも、自分で管理していこうって。

玉井:私もまったく一緒です。成人したあたりから周りの友達もバイトでお給料をもらったり、社会人になっていって、自分で稼いだお金を自分で管理し始めたりするじゃないですか。私もそうしたいなと思い始めて、親から引き継いだ感じです。

百田:私は高校を卒業するタイミングだったかな。それまでは学生との両立だったのが、本当に仕事だけになったんですよ。そこで自分のクレジットカードを作ったりして、「大人の資料」に自分でハンコを押すことが増えていきました。それまで親にやってもらっていた契約のこととかを自分の責任でやるようになって、自然とお金の話も家族でするようになった気がします。

家計簿、貯金…ももクロのお金ルール

―― お金を管理するにあたってのルールや、決めていることはありますか? たとえば家計簿をつけたりとか。

玉井:私は家計簿をつけられないタイプです。やってみようと思ったこともあったけど、全然続かなかった……。ただ、普段はデビットカードを使っていて、あれって使ったら通知メールがくるから便利なんですよね。自分で家計簿をつけなくても、勝手に記録してくれてありがたいなと思って。

―― 使い方はどうですか?。

高城:貯金するぶんとは別に自由に使える手持ちのお金をとっておくんですけど、それも癖で貯金しちゃうんです。手元にある現金は使えないタイプ。だから、カードじゃないと思い切った買い物はできないかな。

―― そもそも、最初に貯金分を確保しておくところがすごく堅実ですね。お金は貯まっていく一方なのでは?

高城:使わずに増えていくお金を毎月数えて自己満足しています。あれは快感ですね。あとは、貯めたお金をへそくりみたいに隠したりもします。思わぬところから突然出てくるお金って、めっちゃ嬉しくないですか?

―― セルフへそくり、斬新ですね(笑)。百田さんは、何かルールを決めていますか。

百田:ルール、あるかなあ…?

―― たとえば、毎月いくら必ず貯めようとか。

百田:決まった額は、毎月貯金していますね。残りは自由なお金として、好きに使えるようにしています。普段はあまり出歩かないし、お金を使う機会がないんですけどね。でも、だからこそ友達と旅行する時や、自分へのご褒美に何か買おうと意気込んだ時は、何も気にしないで思い切りお金を使ったりもします。

あと、ぱあっと使うようにしているのはお年玉ですね。いま25歳なんですけど、ありがたいことに先輩からたまにいただける時があって、小さい頃は貯めていたんですけど、最近はいただいたら使うようにしています。

玉井:わかる、お年玉は使っちゃう。でも、いただいたポチ袋はなぜか捨てられないんですよね。

―― そろそろ、みなさんがあげる立場になっていくんじゃないですか?

百田:親戚の子には、高校を卒業した時からあげるようになりました。「もう働いてるんだから、あげなさい」って両親に言われて。でも、あげる子は学生なんですけど同い年だったりするので、「同い年じゃん!」ってすごく複雑な気持ちで(笑)。ただ、お年玉をあげる側になった時に、わたし大人だなーって思いました。

―― 事務所の後輩の方にもあげたりしますか?

百田:それはまだないですね。

佐々木:私もないです。というか、まだ先輩からももらってないので(年長者の高城さんを見ながら)。

高城:いやいや、芸能界での先輩はあーりんだから。この子が一番早くから働いているので(笑)。

佐々木:そこは年功序列じゃない?

―― お年玉はまだでも、後輩にご飯を奢ることはあるんじゃないですか?

百田:ありますね。そんなに頻繁には行かないけど、後輩と一緒の時には私が出しています。

玉井:事務所の後輩が地方に散らばっていたりするので、私も歳の離れた子とご飯に行く機会はそんなにないんですけど、一緒の時は少し多めに払います。全部は出しませんね。毎回奢ってしまうと、向こうが気を遣ってご飯に誘われても行きづらくなっちゃうかなと思って。私も、上の人から奢ってもらうの嫌なんですよ。

<後編へ続く>

取材・文:榎並紀行(やじろべえ)
写真:森カズシゲ

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