お小遣い?将来への備え?

【世論調査】副業はしたい?いくらの収入アップを期待する?

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働き方改革により副業が促進されるようになり、これまで副業が禁止されていた会社でも副業が可能になったり、そうでなくても副業を意識したりする人も増えているのではないだろうか。そこで、20代から50代までの会社員458人を対象に、副業への意識や現在の副業状況を聞いてみた。

Q. 副業をしていますか?または副業を検討していますか?

副業している 7.6%
副業を検討している 30.1%
副業をするつもりはない 61.4%
本業がない(働いていない) 0.9%

6割以上は副業をするつもりがないという結果となった。一方で副業を希望する人は4割近くいるが、実際に副業をしている人は8%弱にとどまった。

副業をしている人は男性8.0%に対し女性6.7%、副業を検討している人は男性31.3%に対し女性27.4%だった。いずれも男性の方がやや多いものの男女で大きな差は見られなかった。

年代別に見ると、副業を検討している人は20代では10.9%、30代では35.3%、40〜50代では30.8%だった。実際に副業をしている人は20代では8.7%、30代では11.3%、40〜50代では5.7%だった。30代になってから副業を検討し始める人が多いが、実際に副業している人の割合では20代も全体の平均7.6%より高い。40代以上になると副業を希望する人は多いが実行に移せる人は少なくなるようだ。

Q. 副業によっていくらの収入アップを期待しますか?

1万円未満 1.2%
1万円〜3万円 26.0%
3万円〜5万円 31.2%
5万円〜10万円 17.3%
10万円以上 22.6%
収入アップは期待していない 1.7%

副業を検討中、もしくは実際に副業をしている人の収入アップの期待額は、5万円未満が6割弱を占める一方で10万円以上も2割以上存在し、5万円未満と10万円以上で二極化する傾向が見られた。

5万円未満を期待する人の理由

「大きすぎる目標をたてると、後で挫折するから」(40代、男性)
「副収入があるならありがたい」(40代、男性)
「老後資金の足しになるから」(40代、男性)
「負担のない範囲で楽しみたいから。やり過ぎると楽しくなくなる」(30代、男性)
「貯金額を増やしたい」(30代、女性)
「生活費の足しにしたいから」(30代、男性)
「生活費ではなく、自分の趣味に費やすお金が欲しい為」(30代、女性)
「小遣い程度に増えるとよい」(40代、男性)
「会社にバレないような金額」(40代、男性)
「貯蓄をしたいから」(30代、女性)
「それをもとに投資したいから」(30代、男性)
「少しのゆとり」(30代、女性)
「まだ未経験なので」(40代、男性)

10万円以上を期待する人の理由

「老後の生活が心配だから」(40代、女性)
「可能なかぎり多い方が心強いので」(20代、女性)
「いい仕事があれば頑張れるから」(30代、男性)
「預金や引退後に店をやりたい為」(40代、女性)
「退職後の生活を見据えて」(40代、男性)
「昇給が期待できないから」(40代、女性)
「子どもの進学に備えて年間数百万以上」(40代、男性)
「今の収入だと結婚して家族も養っていけないから」(40代、男性)
「今の会社が安定して残っている保証はどこにもないので」(40代、男性)
「月収を現在の2倍以上にしてマイホームや車・ペットなど大きな買い物ができるようになりたい」(40代、女性)
「とにかく生活できるお金が欲しいから」(30代、女性)
「いずれは本業にする」(30代、男性)

希望額別に理由を見ていくと、5万円未満では「小遣い稼ぎ」「生活費の足し」「負担にならない範囲で」という理由が多いが、10万円以上では「退職後の備え」「子どもの進学」「結婚」のような具体的な目的を挙げる人が多くなった。

副業への意識は少しだけ稼ぎたい人と本格的な収入源としたい人に二分される一方で、副業を希望する年代と実際に副業が実現する年代にはズレも見られる結果となった。副業を考えるなら早いに越したことはないようだ。

(三田祐介)

「お金に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2020年5月
調査対象:全国20〜50代の会社員
有効回答数:458件

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「副業」白書2019

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