「ビギナーママうだひろえの投資信託案内」

第8回「【株式中心型】の運用例」

提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント

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こんにちは。エッセイマンガなどを描いております、小学生2児の母、うだひろえです。

「自分で自由にできる貴重なお金を、どうせなら増やしたい!」と、「株式中心型ファンド」での運用を考え始めた私。

今回は、具体的な運用例を見てみたいと思います。

私が自由にできそうなお金、月々5千円を、コツコツ5年間積み立てるとします。貯めるだけなら30万円、銀行の定期預金でつく金利は良くて数百円といったところでしょうか。それが、仮に年利8%で運用できるとしたら。

月5千円×12ヶ月×5年=30万円+運用利益約6.7万円!

ちょっと豪華な国内旅行や海外旅行も夢じゃない!?って額になってくれそうです。しかし、ハイリスク・ハイリターンの場合、そんなうまい話ばかりでもありません。仮に、年利マイナス2%での運用となってしまった場合。30万円だった投資元本が、約28万円に目減りしてしまいます!ぎゃー!

コツコツ貯めてたはずが最終的に減っていたなんてちょっと耐えられない事態ですが、それも可能性。ただ甘んじて受けてるばかりではいられない、なんとかして抑えたい!と決意を新たにします。リスクを抑える方法として、コツコツ積立購入する「時間の分散」、長期保有で「複利効果」を得る、投資対象を分ける「分散投資」などは当然やるとして、ここはやはり、今まで縁がなかった、「ファンドの情報」や「経済ニュース」をしっかりチェックする!が必要だと思うようになりました。

でも私、この連載で扱ったから「インデックス」という単語も調べてやっと理解できたレベル。証券会社のサイトで投資信託の情報を眺めて、適当なファンド名をクリックするも、出てきた画面に書かれていることの1割も理解できません。

「もういいや、ランキング上位のところを千円ずつ5つ選んで買おう」と思うのですが、ランキングもいろいろ、全銘柄、積立、毎月分配型、NISA、積立NISAと分類でのランキングがあり、その中でまたデイリー、週間、月間のランキングが。しかもこれは買付金額のランキングで、また別で、「タイプ」別でのランキング、純資産や値上がり率など「実績」でのランキング……ウインドウ閉じてしまいたくなります。しかし、ハイリターンを目指すためには目を逸らし続けるわけにもいかないので、気になるところをクリック。まずはやはり「値上がり率」(騰落率)。前日比、前週比、前月比と見ていきます。

ちょっと!このファンド、前日比でプラス5%だって!こっちは前週比でプラス19%!こっちは前月比でプラス22%!!すごーい!って、なんで自分は一銭も買ってないのに、楽しいのでしょうか。夢を見られるからでしょうか。でも、これらの銘柄は、もうすでに上がってるものだから、つまり今買ったら「高値つかみ」で、今後は下がるだけなのでは?なんて思い至ります。

じゃあお次は「値下がり率」のランキングを見てみます。ヒイイ、前日比マイナス3%!前週比マイナス15%!?前月比マイナス20%!!??震えますが、いやでもこれ、もしかしたらここが「底」で、ここから上がるばかりの商品なのでは?

どうやら、これを私が見たところで、このファンドがこの先上がるか下がるかは、全くわからないようです。私は定額購入するだけで、あとはファンドにお任せ、安い時は多く買ってくれて高い時は少なく買ってくれればいいと思うことにします。

ならば、自分が買おうとしている「タイプ」、国内株式や海外株式の「買い付け」ランキングを見ていきます。その中で気になるファンドの詳細を見ると、書かれていることのほとんどが「!?」で逃げたくなってしまいますが、わかりやすくてチェックすべきポイントを2つに絞ってみました。

まずは【コスト】。「販売手数料」や「信託報酬」などかかる費用が%で書いてあり、株式中心型はコストが1%以上のものが多いです。それで年利がマイナスになろうもんなら気絶しそうですから、運用実績も参考にしつつ、慎重にチェックしたいです。

次は【純資産総額】、投資家が投資した資金と運用損益の合計、つまり投資信託の「規模」を示している数字です。あまりに金額が低い=規模が小さいと、運用の規模も小さくなり、効率的な運用ができなくなる可能性もあると言われています。私は100億円以上の規模の大きなファンドだと大船に乗った気分になれそうです。

この2つを見るだけでも、購入の参考にかなりなるように思えました。少し足を踏み込んでみただけですが、随分と見えてる景色がよくなった気がします。この調子で、投資の勉強を進めていきます。

(注記)
・当資料はうだひろえ氏の個人の見解であり、三井住友トラスト・アセットマネジメントの見解を示すものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
・当資料の内容は掲載時点における市場環境やこれに関するうだひろえ氏の見解や予測を示すものであり、うだひろえ氏および三井住友トラスト・アセットマネジメントがその正確性、完全性を保証するものではありません。

(提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント)

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