より良い未来のために
「意志ある投資」が私たちの社会にもたらすもの
提供元:三井住友DSアセットマネジメント
資産形成(投資)は、将来の生活資金等を確保するためであったり、余裕資金を増やしたいという目的で行う方が多いかと思います。そのために株式に投資する(投資信託を通じた株式投資も含む)というのは、低金利の環境下で極めて合理的な考え方だと思いますが、株式投資には「私たちの社会をより良くしていく」という側面もあるということをお伝えしたいと思います。
株式投資の意義とは
まず株式投資について、日々の値上がり値下がりで一喜一憂されている方も少なくはないかと思います。もちろん株式は、短期的には買いたい人と売りたい人の需給を反映して価格が決まってくるため、時には大きな価格変動が付き物です。ただ株価は中長期的には企業価値が反映されると言えるため、成長が見込める企業であれば、長期保有することで株価の上昇が期待できますし、投資信託を活用すれば相対的にリスクを抑えることも可能です。
このように私たちからすると、株式投資は資産形成の一手段と捉えられますが、投資先の企業からすると、自らの成長のために必要不可欠なものと考えられます。ごくシンプルに考えると、企業が持続的に成長していくためには、事業を拡大させていく必要があり、それにはお金が必要です。そのお金を工面するために企業は株式での資金調達を行いますので、私たちが株式投資をするということは、その企業の成長を応援するという意味合いがあることがお分かりいただけるかと思います。
企業が成長するために必要なこと
さて、それでは成長する企業にはどのような特徴があるでしょうか。「成長する=利益を上げ続ける」ということですが、社会は刻々と変化しますし、多くの競合他社もいる中でそれを実現するのは簡単ではありません。単純なモノやサービスはすぐに真似をされてしまいます。
そこで企業に求められるのは「社会に新たな付加価値を提供すること」であると考えられます。従来にはなかった価値あるモノやサービスを消費者(顧客)に届けることができれば、その企業の成長につながるでしょう。更にはそういった価値あるモノやサービスが世に広まっていくことで、私たちの生活は豊かになり、社会がより良いものになっていきます。そう考えますと、株式投資を通じて、社会に付加価値を提供する企業を応援するということは、より良い未来をつくることにつながっていくということがお分かりいただけるかと思います。
「意志ある投資」が未来をつくる
投資信託を通じて株式投資を行う場合、どの企業に投資するかは商品ごとに異なります。インデックスファンドであれば、市場全体に投資していくことになりますし、アクティブファンドであれば、運用するファンドマネージャーの判断に委ねることになります。
前述のように、より良い未来をつくることに貢献したいと思われる方であれば、企業価値を見極めて投資する方針のアクティブファンドに着目してみてはいかがでしょうか。
アクティブファンドであれば、ファンドマネージャーが価値を生み出す企業を厳選して投資するため、「いい企業」を応援するといった考え方を反映した投資、言い換えれば「意志ある投資」が行えます。ただし、アクティブファンドの投資方針は商品ごとに様々ですので、目論見書や月次レポート、セミナー等でファンドマネージャーの投資哲学や考え方に触れて、それに共感できるかどうかを確認してみるのが良いかと思います。
資産形成は、中長期的にお金を増やすということが最終的なゴールになるでしょう。その手段としては様々な方法がありますが、その一つとして、より良い未来をつくる「意志ある投資」を考えてみてはいかがでしょうか。「意志ある投資」を通じて「いい企業」を応援し、社会がより豊かになれば、長期投資の旅もより意義のあるものと感じられるのではないかと思います。
(提供元:三井住友DSアセットマネジメント)