はじめてでもよく分かる
メタバース、NFT、GameFi、Web3.0~投資の仕方【前編】
提供元:グリーンモンスター株式会社
今、世界中で話題になっている「メタバース、NFT、GameFi、Web3.0」
関連銘柄に注目が集まる中、はじめて聞くよって人にも分かりやすく
・それぞれの意味と、投資の側面から見た解説
・投資の仕方のヒント
をお話ししますので、ぜひ最後までお読みください!
【メタバース】メタバースとは?
米国のFacebook社が社名を「Meta(メタ)」に変更し、メタバース関連事業に約100億ドル(約1兆1,500億円)投資すると発表し、株式投資家の間でも「メタバースってなに?」と話題のテーマとなりました。
・メタ=meta:超越した~。高次の~。
・バース=universe:宇宙。世界。全人類。
メタバースはこの2つを組み合わせた造語です。
主にインターネットの仮想空間を意味し、これまでの世界を超えた新しい社会を表現した言葉です。
これまでのパソコンやスマホで構築された空間から、アバター(自分の分身のキャラクター)を通じてメタバースの世界で生活しているかのような仮想空間で、ゲームをしたりコミュニケーションを取るスタイルに進化しています。
【メタバース】意外なリアリティ
例えば、メタバースで作られたセミナー会場で、講師が壇上で講演しプレゼン資料を画面に表示し、参加者はアバターで受講する。
これ
「zoomでセミナー受講するのと変わらないのでは?」
「参加者の実物の顔が映ってる方がリアリティあるでしょ?」
と思うかもしれませんが、意外とメタバースに作られたセミナー会場という空間にアバターが参加している方が、むしろ本当にセミナー会場にいる感覚があると言っても過言ではありません。
カメラを通じたWebミーティングの良さもありますが、アバターを通じたコミュニケーションの良さもあり、この新しい世界が発展していく可能性は充分高いと言えそうです。
【メタバース】ビジネス機会の発展
メタバースの仮想空間が投資において注目を集めているのは、そこが新しいビジネスの場として発展しているからです。
代表的なメタバースとして、「The Sand box」「Decentraland」「Axie Infinity」「マイクンクラフト」「cluster」などがあります。なお、この中ではclusterは日本の企業です。
・土地が売買されている
・アバターの服やゲームのアイテムが売買されている
・それらアイテム等を貸すことも出来て金利が生まれている
・ゲームセンターやショッピングモールや販売店がある
・LIVEや入社式やお祭りなどのイベントが開催されている
ごく一例に過ぎませんが、実社会と同じような商売やお金の流れが、すでにメタバース上で行われ、それが日に日に拡大していっています。
まさにハイリスクハイリターンですが、いち早く利益を得ようと様々な形で大企業から個人まで参加しチャンスをうかがっています。
メタバースで売上を伸ばす企業、メタバースでのビジネスを発展させる企業、等さまざまな関連銘柄が出てくるので、株式投資においてもこれから話題になることがますます増えると思います。
【NFT】NFTとは?
メタバースの発展を支えていると言っても過言ではないのが「NFT」です。
・NFT(エヌエフティー)=Non-Fungible Token:非代替性トークン
NFTは、暗号資産(仮想通貨)と同じくブロックチェーンの技術を活用したもので、デジタルマネーの一種のようなものです。
ビットコインなどの暗号資産は、お金が500円玉は他の500円玉と交換できるように、代替性があります。1ビットコインはどのビットコインでも1ビットコインです。
それに対してNFTは
・他とは違う唯一無二のものであると証明されている
・所有者や取引データが明確に記録されている
というものです。
あるNFTは他のNFTとは違うものであり、お金や暗号資産とは違った役割や性質を持っています。
【NFT】メタバースを支えるNFT
では、なぜメタバースでNFTが発展を支える欠かせないものとなっているのか?
というと、例えば
・メタバース上でのとある土地が、どこの場所で誰のものであるかがNFTに記録されている
・ある有名クリエイターが作成したデジタルアート作品が世界に一つだけのもので誰が所有しているかNFTに記録されている
・あるミュージシャンの新曲がNFTで1万個限定販売され、コピーできず、転売した場合は収益の一部がミュージシャンに還元される
というように、多くのものがNFTと結びつくことでその希少性や所有者が明確になり、これまでカンタンに複製されていたデジタルデータでも価値を保ちやすくなったのです。
【NFT】暗号資産のように売買されるNFT
各メタバースやゲームごとに、そこで利用されるNFTが専用コインのように決まっています。
例えば、
・The Sand box→SAND
・Decentraland→MANA
・Axie Infinity→AXS(Axie Infinity Shards)
・マイクンクラフト→ENJ(Enjin Coin)
SANDやMANAなどこれらのNFTは暗号資産と同じように売買されています。
話題になったり需給で価格が変動するのも暗号資産と同様です。
海外の取引所など売買できる場所がまだ限定的であったり、ガス代と呼ばれる手数料が高かったり、税制は未整備で不透明であったり、価格が乱高下していたりと、一般的に投資対象として利用するにはまだまだハードルが高い状況です。
株式市場のようにルールが整備されたり、不正行為を発見したりといった面も十分とは言えないでしょうし、気をつけなければいけない点は多々あります。
単に人気で買われているだけではなく「価格操作」で価格が釣り上げられている詐欺のような事例があるという話も聞きます。
ですので、現時点ではそれらの問題点が少ないNFT関連銘柄の株式に投資するというのも一法でしょう。
後編に続く
後編では、
・GameFiとは?
・Web3.0とは?
・投資の仕方
についてお話ししますので、ぜひご覧ください!
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後編はこちら
(提供元:グリーンモンスター株式会社 臼田琢美)