プロが語る!資産形成のすゝめ

「預金していれば大丈夫」と思っていませんか?

インフレにまつわるキーワード5選

提供元:三井住友DSアセットマネジメント

TAGS.

インフレにまつわるキーワード5選

KEYWORD1.日本の低い自給率
KEYWORD2.自給率の低い日本にとって痛手となる輸入価格
KEYWORD3.輸入価格の上昇に大きな影響を与える円安
KEYWORD4.諸外国と比べた円の実力
KEYWORD5.日本の預金金利が上昇しない原因である低金利

ここ数年で様々なモノが値上げされ、私たちの家計に影響を与えています。インフレにまつわるキーワードとともにグローバルな視点で日本経済をとらえてみましょう。

KEYWORD1.日本の低い自給率

日本の自給率は諸外国と比較しても低い水準となっています。食料自給率は約37%、一次エネルギー自給率はなんと約12%で、約88%を輸入に頼っているのです。その多くは石油、天然ガスなどの燃料が占めています。

※上記は過去の実績であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
(出所)資源エネルギー庁、農林水産省のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

KEYWORD2.自給率の低い日本にとって痛手となる輸入価格

自給率の低い日本にとって輸入価格の上昇は大きな痛手となります。2021年3月以降、コロナ禍による供給制限やウクライナ情勢により原材料費が高騰。輸入価格は上昇を続けており、私たちの家計に直接的な影響を与えています。

※輸入物価指数は円ベース、総平均。
※上記は過去の実績であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
(出所)日本銀行のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

KEYWORD3.輸入価格の上昇に大きな影響を与える円安

また直近の急激な円安も輸入価格の上昇に大きな影響を与えています。2022年4月後半には一時1米ドル=130円台の安値をつけたほか、ユーロなど他の主要通貨に対しても下落傾向にあります。

※上記は過去の実績であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

KEYWORD4.諸外国と比べた円の実力

日本と比べて諸外国がどんどん成長し、物価が上がり、そして賃金も上がっていくと、私たちの円の価値(購買力)はどんどん失われていきます。そして、こうした流れに円安が加わると、その傾向に拍車がかかることになります。貿易量や物価を加味して「円の実力(購買力)」を図る実質実効為替レートをみると、この10年間で円の価値は約4割も低下しています。

※上記は過去の実績であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
(出所)日本銀行、Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

KEYWORD5.日本の預金金利が上昇しない原因である低金利

通常はインフレになると預金金利が上昇し、価値の減少を多少なりともカバーしてくれます。しかし、現在の日本では預金金利が上昇するような状況にはありません。今後も現在のような傾向が続く場合を考えてみましょう。仮に年2%の物価上昇が10年続くとすると、現在100万円の商品は、10年後には122万円になります。そうなると、100万円を定期預金しているだけでは10年後には商品を購入できなくなります。

※定期預金の金利は10年間変わらなかったと仮定。
※上記は過去の実績であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
(出所)日本銀行、Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

ここまで、グローバルな視点で日本経済を見てきました。バブル崩壊前の日本では、土地神話により、借金をしても不動産を保有することは有利な資産運用の一つとされていました。一方で円高・デフレの時代においてはなるべく借金はせず貯金をすることが資産を守る上で合理的な投資行動であったのかもしれません。

しかし、日本人の「預金好き」がリスク資産への投資の妨げとなり、多くの資産が「現預金」に放置された結果、長らく続く低金利時代の中で日本の個人金融資産の伸びは他国に比べて小さくとどまっています。さらに現在、物価上昇が資産の目減りに追い打ちをかけています。

経済環境の変化によって、有利となる投資行動は目まぐるしく変わっていきます。物価が上昇している現在の経済環境をチャンスとするために、それぞれに合った資産運用を行い、大切な資産を守るための対応をすることが必要ではないでしょうか。

詳しいインフレのご説明や、皆様のリスク許容度に合わせた資産運用方法をご紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

【情報提供資料】with INFLATION インフレに備える!資産運用 2022年7月 (meclib.jp)

(提供元:三井住友DSアセットマネジメント)

<重要な注意事項>
【投資信託商品についてのご注意(リスク、費用)】
●投資信託に係るリスクについて
投資信託の基準価額は、投資信託に組み入れられる有価証券の値動き等(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
運用の結果として投資信託に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、一定の投資成果を保証するものでもありません。
●投資信託に係る費用について
ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。
◆直接ご負担いただく費用
購入時手数料 上限3.85%(税込)
換金(解約)手数料 上限1.10%(税込)
信託財産留保額 上限0.50%
◆投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
信託報酬 上限 年2.255%(税込)
◆その他費用
監査費用、有価証券の売買時の手数料、デリバティブ取引等に要する費用(それらにかかる消費税等相当額を含みます。)、および外国における資産の保管等に要する費用等が信託財産から支払われます。また、投資信託によっては成功報酬が定められており当該成功報酬が信託財産から支払われます。投資信託証券を組み入れる場合には、お客さまが間接的に支払う費用として、当該投資信託の資産から支払われる運用報酬、投資資産の取引費用等が発生します。これらの費用等に関しましては、その時々の取引内容等により金額が決定し、運用の状況により変化するため、あらかじめその上限額、計算方法等を具体的には記載できません。
※なお、お客さまにご負担いただく上記費用等の合計額、その上限額および計算方法等は、お客さまの保有期間に応じて異なる等の理由によりあらかじめ具体的に記載することはできません。
【ご注意】
上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、三井住友DSアセットマネジメントが運用するすべての投資信託における、それぞれの費用の最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面等を必ず事前にご覧ください。
投資信託は、預貯金や保険契約と異なり、預金保険・貯金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また登録金融機関でご購入の場合、投資者保護基金の支払対象とはなりません。
投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭日の取扱い等により、換金等ができないことがありますのでご注意ください。
[2022年3月31日現在]
◆当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
◆当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
◆当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
◆当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
◆当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
◆当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
◆当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
作成基準日:2022年5月末

用語解説

"※必須" indicates required fields

設問1※必須
現在、株式等(投信、ETF、REIT等も含む)に投資経験はありますか?
設問2※必須
この記事は参考になりましたか?
記事のご感想や今後読みたい記事のご要望などをお寄せください。
(200文字以内)

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.

注目キーワード