劇的には増えないけれど、“やる” “やらない”で大きな差に
27歳、つみたてNISA歴4年の体験談「積立ってめっちゃ地味」
提供元:三井住友DSアセットマネジメント
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2024年から新しいNISA制度が始まるということで、最近よくメディアやSNSでも見かけるようになりました。そこで、私事ですが、これまでつみたてNISAを4年間続けてきたので、これまでの振り返りと、20代のうちから資産運用をすることについて、自分なりに整理してみました。
23歳。つみたてNISAで全海外の株式に投資するファンドに毎月1万円ずつ積立開始
当時はまだ入社して2年目で日々の生活に余裕はなく、金額は1万円だけにしました。ある程度リターンは欲しいけれど、投資先が偏った投資信託は初心者として避けたかったので、全海外の株式に投資する投資信託を選びました。
生活に余裕が出てきてからは金額を増やしたり、積立てる投資信託の種類を増やしたりした
積立を始めてから1年程度でボーナスが少し増え、しばらく使わないお金(余裕資金)が増えてきたので、つみたてNISAを満額にしたり、少しリスクの高い新興国の株式に投資する投資信託にも積立を始めました。
ポイントがもらえるキャンペーンがない限りは、積立以外で投資信託の購入はしませんでした。文字にすると大層なことをしているようですが、実際に口座にログインしたのは半年に1回くらいで、ほとんど放置していました。
4年間やってみたけれど、劇的に増えなくてすごく地味。でもそれが積立投資。
感想を一言で言うと、正直すごく地味。リターンは出ているけど、「ふえたお金でパーッと海外旅行しよう」なんて金額ではないです。積立のメリットや特徴を仕事柄理解しているつもりではありましたが、投資って大金が動いて“華やか”or“負け”のイメージがなんとなく自分の中に根付いていて、そのイメージと全く違う結果に少し落胆。
ただ、そうやってリスクを抑えて、何十年もかけてお金を育てていくのが積立投資の考え方だと再確認しつつ、長い目で見るってこの歳にはキツいな・・・と思わずボヤきました。
20代から資産運用やる意味ある?
「勉強って今やる意味ある?」と子供のころに思った方もたくさんいると思うのですが、それに対する回答と同じで、答えは将来の選択肢を増やすため、だと思います。
大学受験を考える高校2~3年になって、「あーもっと勉強しておけば」を経験した方はたくさんいると思います。それと同じで30~40代、子育てや住宅購入、50~60代になって老後のことを考える時が来ると思います。その時のためにやるのだと思います。
趣味、生活費や自分の子供の教育費・親の介護等、今はまだ想像もできないですが、今後お金がかかるライフイベントは多々待ち受けています。その時に発するであろうセリフ「もっと前からやっておけばよかった」をできるだけ少なくして、行動の選択肢を増やせるのが、若いうちから始める積立投資なのかなと、個人的には解釈しています。
まずは資産運用の土台として、積立投資を少額でもいいのでまずは始めてみること、既に実施中の方は一喜一憂せず長く続けてみることが重要です。やる・やらないでは将来大きな差になると思うので、今のうちから積立投資を継続していきませんか?
(提供元:三井住友DSアセットマネジメント)