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日経平均株価の上昇局面をとらえるには?

提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント

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日経平均株価が約33年ぶりの高値を更新

5月22日、日経平均株価は約33年ぶりに31,000円を上回りました。今年に入ってから『インターネット証券等を通じて投資信託を毎月一定額積み立て購入する人が増えている』とも報じられるなか、今回の株高は、積立投資拡大の追い風になるかもしれません。

政府もこうした動きを歓迎・促進しています。金融庁は来年の新しいNISA(少額投資非課税制度)開始を見据え、HPに特設サイトを設けています。

「つみたてNISA早わかりガイドブック」では、投資信託で長期・積立・分散投資を行うメリットを、時間の分散(積立投資)、投資先の分散、長期投資の効果、手数料、分配金の影響、と整理し、イラスト等を交えてわかりやすく説明しています。

「長期・積立・分散投資の効果(株式)」のグラフでは、仮に2001年1月から日経平均株価に毎月1万円投資していた場合、20年後に投資金額(240万円)が503万円に増えたとの算出結果を示しています。低金利のため預金だけで資産を増やすのが困難ななか、こうした説明が投資信託の積み立て購入者の増加に寄与した面もありそうです。

図は、「長期・積立・分散投資の効果(株式)」グラフに、当該20年間の日経平均株価における3度の大幅上昇局面(2012年11月~13年4月、14年9月~15年2月、20年7月~12月)が仮になかったとした場合の試算を加えたものです。

運用成果は264万円となり、投資金額(240万円)とほとんど差がありません。これは、長い20年間の中でも短期間の大幅上昇局面をしっかりとらえることが重要だったことを示しています。

ちなみに、2001年からの毎月1万円投資を2023年5月まで(22日の株価が月末まで維持されたと仮定)続けた場合、投資金額は269万円で投資成果は602万円と+333万円のプラスとなります。

株価急上昇局面の到来時期を事前に見通すのは至難です。コツコツと投資を続けてその局面に備えておくことが大切だと言えるでしょう。 

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(提供元:三井住友トラスト・アセットマネジメント)

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