2024年に生まれ変わるNISA プロが語る!資産形成のすゝめ

数字でみてみよう

思っていたのと違う!?日本のETF市場のいま

提供元:ブラックロック・ジャパン

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来年から新しいNISA制度がスタートします。「どこの会社で口座を作ろう?」、「どの商品をNISAで投資しよう?」などと、具体的な計画を立て始めている方も多いのではないでしょうか。今回は、新NISA制度においても対象となり得るETFの現状をみてみたいと思います。

まずは、国内に上場されているETFの純資産総額の推移をみてましょう。ここでは、東京証券取引所をはじめとする全国の証券取引所がETFの保有実態を把握することを目的に公表している「ETF受益者情報調査(分布状況調査)」を活用します。

純資産総額は、相場の変動を受けつつも右肩上がりで増加しています(図1)。ETF市場が拡大していることを耳にされている方も多いと思いますが、図1をご覧いただくことで実際にETF市場が日本において存在感を高めていることを実感いただけると思います。

ETF市場を深堀りしよう

ETFと一言で表しても、実際にはいくつかの種類があり、上記の「ETF受益者情報調査(分布状況調査)」ではETFの連動対象を以下8つのカテゴリーで分類したデータも公表されています。

(1)日本株指数
(2)外国株指数
(3)債券指数
(4)REIT指数
(5)コモディティ指数
(6)レバレッジ型・インバース型
(7)その他
(8)ETN

さて、突然ですがここでクイズです。
『国内に上場されているETFのうち、最も多くの割合を占めるカテゴリーは何でしょうか?』
正解は・・・

「 (1) 日本株指数」です。

図2をご覧ください。こちらは、「ETF受益者情報調査(分布状況調査)」の直近データである2022年7月時点の国内上場ETFの純資産総額におけるカテゴリー別の割合を表したものです。ご覧いただくと、日経225やTOPIXといった皆様が良くご存じの主要指数に連動する「 (1) 日本株指数」が92.7%を占めています。

これは簡単だったと思われた方も多いとは思いますが、続いて第二問です。この問題は少し意外かもしれません。

『2018年7月以降、純資産総額の伸びが最も大きいカテゴリーのETFは何でしょうか?』
正解は・・・

「 (3) 債券指数」です。

図3をご覧ください。「 (3) 債券指数」に連動するETFは、近年急激に残高が拡大していることがお分かりいただけると思います。2018年7月を100としていますが、「 (3) 債券指数」は2022年7月には785と約8倍に増加しているのです。

債券ETFの特徴である以下の点が投資家の皆様に徐々に浸透してきたこと、投資家の皆様のニーズに応える形で債券ETFのレパートリーが増えてきたことが挙げられるかと思います。

<債券ETFの特徴>
1.少額から投資ができる
2.複数の債券に分散投資ができる
3.株式と同様に手軽に投資できる

ブラックロックでは、債券ETF市場の拡大とともに、様々な種類の債券ETFに対するニーズを汲み取り、投資家の皆様の資産形成に資する債券ETFのラインナップの拡充に努めています。その結果、東証に上場している債券ETFの銘柄数及び残高は、2023年6月末時点において国内でNo.1となっています ※(表1)。

なお、ブラックロックでは、債券ETF、外国株式ETFをはじめ、ETFに関するウェブサイトをご用意しています。この機会にぜひご覧ください。
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/ishares/tse-series

今回お伝えした内容が皆様の資産形成の一助となれば幸いです。

当資料は、情報提供を目的とした資料であり、本資料をもって個別のファンド等への投資などを勧誘するものではありません。  また、当資料は将来の実績等を示唆・保証するものではありません。
当資料は、iシェアーズの取扱金融商品取引業者(証券会社)のお客様が参加されるセミナーでの情報提供資料として作成されております。また、当資料の複製・転用等は禁止されております。

(提供元:ブラックロック・ジャパン)

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