新規上場ETF・ETNの横顔

2023年10月5日上場

2093:上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)

提供元:日興アセットマネジメント

TAGS.

New Release Latest Brand Update Concept

2023年10月5日に【上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)】(銘柄コード:2093)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード 上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)(銘柄コード:2093)
ファンドの特色 主として、残存期間が2年以下の米国国債に投資を行ない、インカム収益の確保と信託財産の成長をめざして運用を行なうETFです。
参考指数 ICE BofA 1年米国債インデックス(為替ヘッジなし、円ベース(TTM))
運用方針の概要 投資対象とする債券を、残存期間に応じて6ヵ月以下、6ヵ月超12ヵ月以下、12ヵ月超18ヵ月以下、18ヵ月超24ヵ月以下の4つのグループに分け、流動性や売買コストなどを考慮しながら各グループへ概ね等金額となるよう分散投資を行ないます。(=ラダー型運用)
計算期間 毎年2月11日~5月10日、5月11日~8月10日、8月11日~11月10日、11月11日~翌年2月10日
(※最初の計算期間は2023年10月2日から2023年11月10日まで)
分配金支払基準日 毎年2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回)
管理会社 日興アセットマネジメント株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 0.06%(税込0.066%)以内
上場日 2023年10月5日(予定)

新しいETF組成の思い

「上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)」は残存期間が2年以下の米国国債を投資対象とするラダー型運用のETFです。短期の債券は金利変動の影響を比較的受けにくい特徴があります。

また、当ファンドは信託報酬を「年率0.06%(税込0.066%)以内」としていることに加え、「その他の費用」として投資家の皆様が負担する指数使用料などのコスト削減に努めました。

当社は、償還残存期間が7年以上10年未満の米国国債のパフォーマンスに連動する指標連動型ETFである上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)(1486)及び上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり)(1487)を2016年8月より上場させています。

2023年8月末現在、純資産残高は、上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)(1486)が約230億円、上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり)(1487)が約780億円と、投資家の皆様に広くご活用いただいております。

当ファンドを既存の米国債ETFと組み合わせることよって、米国金利の変動に柔軟に対応したい投資家ニーズにお応えできれば幸いです。

新しいETFの特徴

当ファンドは、残存期間が2年以下の米国国債を投資対象として、残存期間に応じて6ヵ月以下、6ヵ月超12ヵ月以下、12ヵ月超18ヵ月以下、18ヵ月超24ヵ月以下の4つのグループに分け、流動性や売買コストなどを考慮しながら各グループへ概ね等金額となるよう分散投資を行なう(=ラダー型運用)ルールに沿って、パッシブ運用を行います。

「上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)」は、日興アセットマネジメントの新たなETFシリーズである「上場Tracers」シリーズの第一号ファンドとして今回新規上場するものです。

上記のように、「上場Tracers」は、事前に定めたルールに沿って、パッシブ運用を行うファンドですが、連動対象となる指数が存在しないため、東証規則上の「内国アクティブ運用型ETF」に該当します。

<当社ETFシリーズの東証規則上の分類>

(※1)当社独自の考えに基づく分類であり、一般的な分類とは異なる場合があります。
(※2)内国商品現物型ETF、外国ETFは除く。

一般的に、債券投資では、発行体のデフォルトが無ければ償還日に額面通りの金額を得ることができるため、他の投資対象資産と比較して安定した収益が得られる傾向があります。米国の国債は、先進国の中でも相対的に高い信用力と利回りがあり、投資対象は残存期間が0年~2年の米国の短期国債のため償還までの期間が短く、信用リスクと価格変動リスクが相対的に小さい傾向があると考えられます。

また、当ファンドは為替ヘッジを行いませんので、当ファンドのパフォーマンスは主に為替変動の影響に左右されることになると考えられます(円安はパフォーマンスにプラスの影響を、円高はパフォーマンスにマイナスの影響を与えます)。

そのため、当ファンドは信用リスクや金利変動による価格変動リスクを相対的に低く抑えながら、米ドルへの外貨投資ニーズをお持ちの投資家の皆様に、ぜひご活用いただきたいと考えております。

新しいETFのリスク情報について

当ファンドの投資にあたっては、主に以下のリスクを伴います。

お申込みの際は、当ファンドのリスクを充分に認識・検討し、慎重に投資のご判断を行なっていただく必要があります。

投資信託は、投資元金が保証されているものではなく、市場取引価格または基準価額の下落により、損失を被り、投資元金を割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者(受益者)の皆様に帰属します。なお、当ファンドは預貯金とは異なります。

当ファンドは、主に債券を投資対象としますので、債券の価格の下落や、債券の発行体の財務状況や業績の悪化などの影響により、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。また、外貨建資産に投資する場合は、為替の変動により損失を被ることがあります。

【価格変動リスク】
・公社債は、金利変動により価格が変動するリスクがあります。一般に金利が上昇した場合には価格は下落し、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。ただし、その価格変動幅は、残存期間やクーポンレートなどの発行条件などにより債券ごとに異なります。

【流動性リスク】
・市場規模や取引量が少ない状況においては、有価証券の取得、売却時の売買価格は取引量の大きさに影響を受け、市場実勢から期待できる価格どおりに取引できないリスク、評価価格どおりに売却できないリスク、あるいは、価格の高低に関わらず取引量が限られてしまうリスクがあり、その結果、不測の損失を被るリスクがあります。

【信用リスク】
・公社債および短期金融資産の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合またはそれが予想される場合には、公社債および短期金融資産の価格が下落(価格がゼロになることもあります。)し、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。また、実際にデフォルトが生じた場合、投資した資金が回収できないリスクが高い確率で発生します。

【為替変動リスク】
・外貨建資産については、一般に外国為替相場が当該資産の通貨に対して円高になった場合には、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。

◇金融商品取引所で取引される市場価格と基準価額のカイ離
当ファンドは東京証券取引所に上場され公に取引されますが、市場価格は、主に当ファンドの需要、当ファンドの運用成果および投資者が代替的な投資と比較して当ファンドが全般的にどの程度魅力的であるか、などの評価に左右されます。したがって、当ファンドの市場価格が、基準価額を下回って取引されるかまたは上回って取引されるかは予測することはできません。

※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。

投資家の皆さまへ

今回、2023年6月に東証が新たに制度整備を行った内国アクティブ運用型ETF制度を活用し、事前に定めたルールに沿って、パッシブ運用を行う、日興アセットマネジメントの新たなETFシリーズである「上場Tracers」の第一号ファンドとして、「上場Tracers 米国債0-2年ラダー(為替ヘッジなし)」を新規上場することとなりました。

今後も当社は、従来のETF制度下では実現できなかった利便性の高いETFを幅広く提供していきたいと考えております。

【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2093/T、Bloomberg:2093 JT Equity、Refinitive:2093.T

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
出所ICE Data Indices, LLCは許可を得て使用しています。ICE® は、ICE Data Indices, LLCまたはその関連会社の登録商標です。BofA® は Bank of America Corporation およびその関連会社(以下「BofA」)によってライセンスされた Bank of America Corporation の登録商標であり、BofA の書面による事前承認なしに使用することはできません。ICE Data Indices, LLC、その関連会社およびそのサプライヤーは、インデックス、インデックス・データおよびそれらに含まれる、関連する、または派生するあらゆるデータを含め、商品性または特定の目的や使用に対する適合性の保証を含む、明示および/または黙示のあらゆる保証および表明を否認するものとします。ICE Data Indices, LLC、その関連会社およびそのサプライヤーは、インデックス、インデックス・データまたはその構成要素について、妥当性、正確性、適時性または完全性に関して、いかなる損害または責任も負わないものとし、これらは「現状のまま」提供され、その使用は自己責任で行うものとします。ICE Data Indices, LLC、その関連会社およびそのサプライヤーは、日興アセットマネジメント株式会社、または同社の商品やサービスについて、スポンサー、保証、推奨を行うものではありません。なお、以下の英文ディスクレーマーと齟齬がある場合には、英文が優先されます。
SOURCE ICE DATA INDICES, LLC (“ICE DATA”), IS USED WITH PERMISSION. ICE® IS A REGISTERED TRADEMARK OF ICE DATA OR ITS AFFILIATES AND BOFA® IS A REGISTERED TRADEMARK OF BANK OF AMERICA CORPORATION LICENSED BY BANK OF AMERICA CORPORATION AND ITS AFFILIATES (“BOFA”) AND MAY NOT BE USED WITHOUT BOFA’S PRIOR WRITTEN APPROVAL. ICE DATA, ITS AFFILIATES AND THEIR RESPECTIVE THIRD PARTY SUPPLIERS DISCLAIM ANY AND ALL WARRANTIES AND REPRESENTATIONS, EXPRESS AND/OR IMPLIED, INCLUDING ANY WARRANTIES OF MERCHANTABILITY OR FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE OR USE, INCLUDING THE INDICES, INDEX DATA AND ANY DATA INCLUDED IN, RELATED TO, OR DERIVED THEREFROM. NEITHER ICE DATA, ITS AFFILIATES NOR THEIR RESPECTIVE THIRD PARTY SUPPLIERS SHALL BE SUBJECT TO ANY DAMAGES OR LIABILITYWITH RESPECT TO THE ADEQUACY, ACCURACY, TIMELINESS OR COMPLETENESS OF THE INDICES OR THE INDEX DATA OR ANY COMPONENT THEREOF, AND THE INDICES AND INDEX DATA AND ALL COMPONENTS THEREOF ARE PROVIDED ON AN “AS IS” BASIS AND YOUR USE IS AT YOUR OWN RISK. ICE DATA, ITS AFFILIATES AND THEIR RESPECTIVE THIRD PARTY SUPPLIERS DO NOT SPONSOR, ENDORSE, OR RECOMMEND NIKKO ASSET MANAGEMENT CO., LTD., OR ANY OF ITS PRODUCTS OR SERVICES.
用語解説

"※必須" indicates required fields

設問1※必須
現在、株式等(投信、ETF、REIT等も含む)に投資経験はありますか?
設問2※必須
この記事は参考になりましたか?
記事のご感想や今後読みたい記事のご要望などをお寄せください。
(200文字以内)

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.

注目キーワード