いつ起こるかわからない急な出費。対策は?

急な出費に困った経験ある?

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毎月の収支を把握したうえで計画を立てていても、急な出費が必要になるケースがある。いつ何が起こるかわからないため、突然お金が必要になり困った経験をしたことがある人も多いだろう。会社員は急な出費に対して何か対策をしているのだろうか。急な出費の備えについて全国の20~40代の会社員1,404人を対象に調査した。

Q1. 急な出費に困った経験はありますか?

ある 54.8%
ない 39.4%
わからない 5.8%

急な出費に困った経験があるか質問すると、全体の半数以上が「ある」と回答した。手元に現金がなかったり、必要な資金を十分に用意できなかったりして困った経験をしたことがある人が割と多いようだ。急に舞い込んできたケースもあるだろうが、うっかり忘れていたというケースもあるかもしれない。

Q2. あると答えた方は、どのような場面で困った経験がありますか?

Q1で「ある」と回答した人に、どのような場面で困った経験があるか自由回答で訊いたところ「冠婚葬祭」「車の修理費用」「急な入院費」「家電の故障による買い替え」といった回答が多く寄せられた。予測が難しい場面や急に大きな費用がかかってしまった場面で、必要な資金が十分に準備できずに困ったという人が多い印象だ。

Q3. 急な出費に困らないように対策していることはありますか?(複数回答)

積立貯金をする 37.8%
出費の時期をできる限り把握しておく 34.9%
普段から節約を意識する 49.3%
タンス預金をする 9.2%
その他 0.6%
対策していない 17.0%

急な出費に困らないように対策しているか訊くと「普段から節約を意識する」「積立貯金をする」「出費の時期をできる限り把握しておく」といった回答が多く寄せられた。普段から出費を抑えることで資金を確保しておいたり、事前に必要なるかもしれない資金を積立で備えておいたりして対策している人が多いようだ。また、自由回答では「投資」「資産運用」との回答も挙げられた。

急な出費はいつ起こるかわからないため、事前に必要になるかもしれない資金をできるだけ予測して資金を用意しておくことが大切だ。目的別に銀行口座へ貯金することや、投資や資産運用などを活用し、普段の貯金とは別に、なるべく多めに資金を準備することで、突然の出費が発生しても慌てずに済むだろう。

(藤田祐依)

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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年11月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,404件

用語解説

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